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6 - サバナクロー編

♥

42

2022年03月04日

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サバナクロー編だよ
あっ。ちなみに、アイコン変えましたまぁいいっか 
Let's go!

レオナ

てめぇが、新入りか。
ふうん。

優羽(ゆう)

(えっ...この人もデカ...)

レオナ

木の枝みてぇな身体だなぁ

優羽(ゆう)

木の枝...ですか...

春華(はるか)先輩

(多分、優羽ちゃんがあまりにも細いから心配なんだろうな...)

レオナ

まぁいい。

レオナ

俺は、レオナ・キングスカラー
百獣の王の不屈の精神に基づく
サバナクローの寮長だ

レオナ

この寮で守らきゃならねぇルールは、ただ一つ。
王様に従順であれ。お前みたいな草食動物でも理解できる
簡単なお約束だろ?

優羽(ゆう)

それを破ったらどうなるんですか? ガタガタブルブル

レオナ

破ったらどうなるかって、駄目だ、駄目だ。余計な事は、考えるな。
俺はなぁ、ウチの可愛い可愛い新入生が怖い目に遭うんじゃないかって、
心配してるんだよ。

優羽(ゆう)

(あっ。この人見た目よりずっと優しい人だ...)

春華(はるか)先輩

(絶対、優羽ちゃん騙されてる...)

レオナ

サバナクローには、気の荒い連中が多い。

優羽(ゆう)

(あれ?)

レオナ

腹を減らした、ハイエナにでも襲われたら大変だろ?

優羽(ゆう)

(あっ、この人...やっぱ怖い人だ...)

レオナ

明日の太陽を拝みたいなら、尻尾を丸めて大人しくしてることだ。

優羽(ゆう)

は、はい... ガタガタブルブル

春華(はるか)先輩

(優羽ちゃん...完全に怖がってるなぁこの後寮の案内だけどあの人と二人きりに
しても、大丈夫かな...)

春華(はるか)先輩

それじゃあ優羽ちゃん、私は、今日からは、イグニハイドだから。
サポートは、ここまでね。バイバイ!

優羽(ゆう)

えっ?ちょっと、先輩!(嘘でしょ...。この怖い人と二人きり...)

レオナ

サバナクローまで案内する。ついて来い。

優羽(ゆう)

えっ?えっ?

レオナ

ちんたらすんな。さっさと来い。

優羽(ゆう)

はっ、はい。

優羽(ゆう)

えっ?ここですか?

レオナ

あぁ。さっさと来い。

優羽(ゆう)

はい。

優羽(ゆう)

...っ

優羽(ゆう)

(お肉の匂いが凄い...。油っこ過ぎて吐きそう...)

優羽(ゆう)

うぅ...

レオナ

あ?お前、大丈夫か?

優羽(ゆう)

だ、大丈夫です。

レオナ

ふーん、そうかよ。

優羽(ゆう)

はい。(ふぅ。ばれてない。)

???

おい、大丈夫か?

優羽(ゆう)

大丈夫ですが、貴方は?

ジャック

俺は、ジャック・ハウル
お前、今にも吐きそうな顔してるぞ。

優羽(ゆう)

えっ?本当?

ジャック

あぁ。少し外に出ようぜ?な?

優羽(ゆう)

分かり...ました。

ジャック

先輩!少しコイツ連れて外出てきます。

ジャック

ほら、行こうぜ。

優羽(ゆう)

はい...

優羽(ゆう)

ハアー

ジャック

大丈夫か?

優羽(ゆう)

はい。少し落ち着きました。ありがとうございます。

ジャック

体調悪かったなら、言えばいいのに...

優羽(ゆう)

いやぁ、そういうのじゃなくて、多分緊張しすぎてたのかも...

ジャック

なるほど。そういうことか...

優羽(ゆう)

うん。昔から、身体が弱かったから。

ジャック

そっか。頑張れよ。
あっ、そういえば...

優羽(ゆう)

ん?

ジャック

お前、なんて名前なんだ?

優羽(ゆう)

優羽

ジャック

優羽か...
まぁ、よろしくな。

優羽(ゆう)

うん。

ジャック

そろそろ戻るか

優羽(ゆう)

うん。

ジャック

戻りました。

???

お、やっとお戻りっすか?

優羽(ゆう)

えっと...どちら様?

ラギー

えっ?俺?俺は、ラギー・ブッチッス!

ラギー

君が、優羽くんすか?

優羽(ゆう)

はい

ラギー

優羽くんって、お肉が苦手なんすか?

優羽(ゆう)

えっ?えぇ、はい。

ラギー

そんな優羽くんに優しい先輩からの、プレゼントッス!

優羽(ゆう)

プレゼント?

ラギー

ジャジャ〜ン!
ドーナツッス!

優羽(ゆう)

えっ?

ラギー

えっ?もしかして、これも、食べれない?

優羽(ゆう)

いいえ!ドーナツ大好きです!ありがとうございます!

ラギー

あぁ、良かったッス!

ラギー

でも、お礼は、レオナさんに言ってくださいね。

優羽(ゆう)

えっ?

ラギー

これ、レオナさんが買ってきてくれたんすよ。

優羽(ゆう)

えっ?分かりました。ありがとうございます。

優羽(ゆう)

レオナ寮長

レオナ

あ?なんだ、お前か

優羽(ゆう)

ドーナツ、ありがとうございました。

レオナ

あ?ッチ ラギーの奴しゃべりやがって。

レオナ

ところで、お前は、もういいのか?

優羽(ゆう)

えっ?何がですか?

レオナ

体調だよ。

優羽(ゆう)

えっ?あぁ、大丈夫ですよ。

優羽(ゆう)

というか、気づいていたんですね。

レオナ

初めから顔色は、悪かったからな。

優羽(ゆう)

すみません。ご迷惑をおかけして。

レオナ

いい。このくらい別に

レオナ

ところで、なんで俺がここにいるって分かったんだ?

優羽(ゆう)

レオナ寮長の匂いかがしたからですよ。

レオナ

匂い?

優羽(ゆう)

私、普通の人より、鼻が異常に聞くんですよね〜

レオナ

ほぅ〜そうかよ。

優羽(ゆう)

これから、この寮でも、頑張るのでよろしくお願いします。ニコッ

レオナ

(キュン)

レオナ

(ん?キュン?まぁいいか)

レオナ

まぁ、精々頑張れよ。

優羽(ゆう)

はい!

次は視点が代わります

次回もお楽しみに〜

バイバイ~ヾ(○゚▽゚○)

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コメント

3

ユーザー

レオナ達優しくて良かったね

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