テラーノベル
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No.16
致死量につき、
松村北斗
リビングにいると、 どたどたと2階から降りてきた北斗。
『いいよー』と、顔を上げると 気をつけする彼が、 『変じゃない?』と、 眉を下げてこちらを見る。
最近お気に入りらしい 柄のワイドパンツが可愛い。
○○
松村北斗
そう言ってくるりと後ろを 向いた彼は、またどたどたと 階段を駆け上がる。
そして、少ししてトップスを 重ね着した彼がまた、 階段を駆け下りてきた。
松村北斗
○○
わたしにつられるように 顔を綻ばせて、『うん!』と 頷いて見せる。
どうしたんだろう。 今日、ご機嫌なのかな。
こんなに愛くるしい表情を もっとみんなにも 見せればいいのに、と、 素直な彼を見る度に思う。
松村北斗
○○
松村北斗
どたどた、ばたん、どたどた。 急いでるのなら、 聞かなければいいのに。 構って欲しいのかな。
眼鏡をかけた姿は 見慣れたものなのに、 見て見て、と言わんばかりに 唇をきゅっと結んで こちらを見ている。
走って来たからだろうか、 ふわりと仕上げられた前髪が 生え癖に沿って分かれていた。
○○
松村北斗
○○
松村北斗
膝を曲げて、腰を折った彼が わたしと目線を合わせるので、 頭頂部の辺りから、 わしゃわしゃと髪を散らす。
目を瞑った姿が可愛くて、 少し長めに髪を触っていると、 『…長くない?』と、 不安げな声。
○○
松村北斗
○○
松村北斗
○○
携帯の黒い画面で 前髪に手を添えた北斗が、 『ふーん、今日はこれね』と、 髪束を摘む。
そうやって髪と眼鏡の隙間から ちらりと目が合って、 あ、この瞬間。 ドキンとするからやめてよ。
○○
松村北斗
○○
足早に玄関に向かう彼が 『行ってきまーす』と 振り返って小さく手を振る。
着ていく服に悩んで、 何度も部屋を行き来しながら 確認する彼は可愛く映ったけど 今から彼に会う人は彼の事を 目で追ったりするんだろうか。
あーあ。 もっとかっこよくなって 行っちゃったぁ。
隔てられた玄関の向こうでは 北斗がしゃがみこんでいる。
迎えの車がまだいないのなんて 分かっていた。
あの横顔を見ると、 どうしても声を掛けたく なるのは、一体何なのだろう。
やっぱり、 着込むんじゃなかった。
全身がじゅうじゅう暑い。
みなさま、お久しぶりです。
長らくお待たせ致しました。
こんな🐢投稿のわたしの 作品を読んでくださってる 皆様には、SixTONESを 推している方だけではなく、 他のグループ、Jr.などを 推している方も 多くいると思います。
ですので、 リクエスト企画として 『この人と○○ちゃんの 絡みが見たい!!』や、 『メンバーの誰かと ○○ちゃんが付き合った ifストーリーが読みたい!』 などのご要望があれば、 できる範囲で応えたいです。
また、私が書いている 皆様のお気に入りの 紅一点のストーリーがあれば、 そちらも教えて頂きたいです。
リクエストや、気に入ってる ストーリーなどを、 こちらのコメント欄に 書いていただけると、 嬉しいです。
たくさんのコメント、 お待ちしております。
これからも末永く(?) 私の妄想にお付き合い頂ければ 幸いです。
コメント
5件
LIVEの一部が見たいです!なんか、すごいきょもとか、他のメンバーが絡んできて北斗くんが嫉妬するみたいな感じなのが見たいです💘
北斗君と付き合ってほしいです!