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first Love

2 - 〜キミとボクの5年間〜あの星は輝いていた……

♥

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2020年04月22日

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俺の幼馴染が病院に運ばれた。

海人

脊髄小脳変性症…か、

脊髄小脳変性症は未知の病と言っても過言ではないだろう。 現在治療法はなく 原因不明の病。

海人

まゆ……

俺は彼女の手を 強く、そっと優しく握っていた。

海人

まゆ、ごめん。俺、気づかなかった。

海人

お前の異変に気づいてればもっとこのことが早く分かっていたら楽しいこといっぱいできたのに。

すると彼女の手が動いた。

海人

まゆ……?

海人

まゆ……!

まゆ

ん、かいと、?

海人

まゆ…

俺の目から涙が溢れた。

私を見詰めながら泣いている彼。 きっと何かあったんだろう。 彼が泣いているのを 見ているのが辛かった。

まゆ

かいと、?

海人

ん、?

まゆ

なんかあったの?

海人

なんもないよ、

そう言っている彼。 下を向いて涙を堪えている。

ごめんね海人。 私気付いてるよ。 『もう長くない』ってね。

まゆ

そっか、

海人

うん。

情けない。 また彼女に嘘をついた。 だって 『もう長くない』なんて 言いたくないよ……

海人

まゆ、

まゆ

なに?

海人

学校でさ、文化祭あるの

まゆ

そっか!行きたいなぁー、

彼女が無理して笑ってる。 俺はそれを見ているしか無かった。 ここから どうやって 彼女を救い出せばいいのか。 分からなかった。

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