葉川 樹
あ、あのぉ…
相澤
はい?なんでしょう?
葉川 樹
け、敬語
外してください…
外してください…
相澤
なぜですか?
葉川 樹
変だと思われませんか?
先生が生徒に敬語は
先生が生徒に敬語は
相澤
そうですね
じゃあ敬語は外す。
じゃあ敬語は外す。
暫く歩いていると1-Aの看板が見えて来た(ドアの上に掛かってるあれ‼︎)
相澤
お前ら静かにし…てるな
相澤
今日、転校生が来てる。
1-Aの大半
おぉっーーーーーーーー
中から凄い歓声が なんか緊張する…
相澤
入ってこい
葉川 樹
は、はーい…
1-Aの大半
おぉーーーっ
葉川 樹
はじめまして、転校して来た葉川 樹です…
よろしくお願いします…
よろしくお願いします…
???
じゃあ先生‼︎
質問していいですか?
質問していいですか?
相澤
ま、まぁ
いいぞ
いいぞ
相澤先生はそう言いながら寝袋片手に教室の端へ向かった
相澤
俺は寝る。
俺にとっては非合理的だからな
俺にとっては非合理的だからな
そう言って寝袋に入って行った
こ、これが噂の、職場放棄か‼︎
???
じゃあ質問していい?
葉川 樹
は、はい
いいですよ
えぇっと…
いいですよ
えぇっと…
???
私、
芦戸
芦戸三奈‼︎
葉川 樹
三奈さん…
芦戸
彼氏いる⁇
???
芦戸‼︎
よく言った‼︎‼︎
よく言った‼︎‼︎
芦戸
あんたのためじゃない
葉川 樹
か、彼氏?
いませんけど…
てかいなくていい…
いませんけど…
てかいなくていい…
芦戸
えぇーもったいない‼︎
せっかく可愛いのに、
ねぇー美来っ
せっかく可愛いのに、
ねぇー美来っ
萌山 美来
う、うん
そうだねっ
そうだねっ
???
じゃああ、はいっ
緑の天パの子がてを挙げている。
葉川 樹
どうぞ
えぇっと
えぇっと
緑谷
み、緑谷出久です
ガタッと音を立てて立ち上がる。
緑谷
こ、個性って
なんですか?
なんですか?
葉川 樹
個性?
えっとぉ
《植物》ですよ
えっとぉ
《植物》ですよ
緑谷
な、なるほど
メモ帳に凄い勢いで書いていく
緑谷
じゃ、じゃあ塩崎さんみたいな?
葉川 樹
し、塩崎さんですか?
緑谷
あ、
し、塩崎さんってのはねっ
し、塩崎さんってのはねっ
緑谷くんから塩崎さんについて教えてもらった。髪がツルのようになっていてそれを使って戦うと。
緑谷
ていう感じかな…?
葉川 樹
いいえ、
私は土、水、光があるとこに草木を出せますよ?
それに頑張れば条件が揃ってなくても無理やり生やすことも出来ますし…
私は土、水、光があるとこに草木を出せますよ?
それに頑張れば条件が揃ってなくても無理やり生やすことも出来ますし…
葉川 樹
こうゆうふうに、
心の中で「花育恩(かいくおん)」と唱え教卓に花を一本咲かせた。
麗日
わーっ
可愛い‼︎
可愛い‼︎
葉川 樹
あ、ありがとうございます…
相澤
んっ
終わった、、、か
葉川は…奥の席、轟の後ろだ
轟、手挙げろ
終わった、、、か
葉川は…奥の席、轟の後ろだ
轟、手挙げろ
轟
はい
手を挙げている場へと向かう
葉川 樹
よろしくお願いします
轟
あぁよろしく。