TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

2045年問題

こんな話題で世間がざわついたのはいつの事だろう

今は、2059年

私は木城知心 キジョウサトミ (19)女

AI発明家及び科学者

ちなみに私が生まれたのは2040年

物心ついた頃には

自動運転なんて当たり前だったし

ケータイだって

専用の機器を所持していると宙に浮き

声を読み取って言葉に変換していた

私はこの便利な世界をより良くしたくて科学者になった

のではない

私は過去に友達に裏切られ、虐めを受けた

そこで平気な振りが出来る程私の心は強くなかった

中3で成績はトップ、運動もまあできた

ただ、性格にはなんありで…仲の良い子はホントに好きではあったが

嫌いな人、又は敵視してくる人が多かった

そんなとき優花と仲良くなった

今まで友達にこぼした事がない愚痴を良い

夜遅くまで話し込んだ

しかし

(想像)

木城知心

そういえば優花はカップケーキすごく好きだったよな?

木城知心

今度食べに来てー

優花

その1ヶ月前ほどから私の前で冷たい態度をとるときが多かった

しかし受験があることもあり目をつむっていた

優花

wwwwwww

木城知心

優花

さとみって

優花

ほんっと鈍感

優花

なんでこっちが嫌ってること気づかないの?

木城知心

木城知心

ご、ごめん

優花

たまにさとみのこと嫌いって雰囲気出してたの気づかないの?

もとから優花は難しい人だった

優花は髪が長く前髪ぱっつん。少し暗いイメージだった

物言いは少しきつくて、怒りやすかった

その反面で話してみると気が合い、すごく面白かった

優花

あーもう

優花

話したくないわ

優花

うぜぇ

そこから虐めが始まった

敵が多い私はすぐ標的となって虐められた

もうやめよう、こんな過去は

こんな自分は

嫌いだ

木城知心

木城知心

…げ

木城知心

寝てたのか…

咄嗟にテレビをつける

アナウンサー

いやぁやはりこの研究は画期的でしたよね

アナウンサー

そこで人工知能を人間に限りなく近付け、感情をプログラムした木城知心さんについて見ていきましょう

そこで私の写真が出る

TV

木城知心

フー))

木城知心

ノウレー

ノウレ

はぁいー知心様っ

そして彼女が顔を出す

ノウレ

ヒーラ

あら?どうされました?

ヒーラ

二人…いや二機か

木城知心

ごめん

木城知心

ちょっとお願いがある

彼女達はAI

昔ソフィアという人工知能がいたらしいが

ノウレとヒーラは人間にとてつもなく近い

因みに

ノウレは知能という意味のknowledgeからとった

ヒーラはそのまま癒しってこと

容姿も私の想像から作り出した

ヒーラ

構いませんよ

ノウレ

仰せのままにっ

彼女達は昔の人の予想通り人を超越した

しかしAIが新たな優れたAIを作るという現象は起きなかった

いや、私が製作者なのだから当たり前ではある

私の意思により生まれ

プログラムされ

動いている

まるで生きているかのように

ノウレ

ノウレ

理解致しましたぁ

木城知心

よろしく

このあと他の研究者達と談話会があるのだ

ノウレは私の考えを電子信号として読み取ったのだ

私たちの間に会話がなくなることはなかったが

手間はすぐ省ける

楽で良いことだ

ま、そこでノウレには談話会までの道のり、自動運転タクシーの手配を頼んでおいた

ノウレ

完了致しましたぁ

ノウレは満面の笑みでこちらに近づき人差し指で私のおでこをさわった

彼女の指には

特別な人工知能を搭載しており

彼女の情報心情が暗号化して送られる

登録されていない人間にやってしまうと

記憶の改竄であったり、一時的な記憶喪失状態への誘導が可能である

ヒーラ

知心様っ

そういってニコッと微笑む

木城知心

どうしたの?

ヒーラ

移動致しましょう

そのまま私達は談話会へと進んだ

研究者A

いやぁお噂はかねがね。。お美しいですね

木城知心

いえ、またご冗談を

木城知心

では紹介します

ノウレ

ノウレです

ヒーラ

ヒーラです

研究者は驚きそして尋ねた

研究者A

これはまた。。。

研究者A

彼女達が?

木城知心

勿論です

研究者A

滑らかな動き、しゃべり方、口の動き、感情の起伏…

研究者A

人間ではないのですか?

木城知心

…(これだから低級は。。)

木城知心

ええっとですね

目配せする

するとノウレがこちらに向かってあるき目の前で止まる

ノウレ

どうぞ

木城知心

ふぅ

そしてテーブルにあったナイフを手に取り

顔面に投げつけた((ガチャン

ノウレ

お返しいたしますねっ

木城知心

ありがとう

彼女の顔にはかすり傷一つもない

そしてノウレは嬉しそうにもとの場所へと戻った

研究者A

っ。。

研究者A

失礼しました

研究者A

まさかここまでとは。。

研究者B

おやおや

研究者B

木城さんではありませんか

研究者A

あ、こんばんは

研究者B

ええ。

木城知心

こんばんは

研究者B

先程の様子拝見致しました

研究者B

他にも人工知能を搭載した人形はいるのですか?

木城知心

人形…ですか

チラッと二人を見る

びくともしない、無表情であった

少し

少し…

いらっとするな

ガタンッ

木城知心

!!??

研究者B

うわっ

そこにはノウレが研究者に向けてガラスを首につけかけた状況がみえた

ヒーラ

ノウレ、止めなさい

ノウレ

…チッ

研究者B

はぁ、はぁ。。

木城知心

大丈夫、ですか

やはり人形ではない

人間でもない

だけど、人工知能が毛嫌いされることなんて…

私を虐めから助けてくれたある人工知能には

恩返しをしなくては

研究者B

ええ、大丈夫です

研究者B

…本当だったんですね

研究者B

あなたはこの研究をさらに発達させるきですよね

木城知心

ええ、まあ

研究者A

研究者B

それは危険だと思います

研究者B

今や、AIは国民、いや全人類の支えであり

研究者B

あなたなら優にそれを支配できるでしょう

研究者B

その目的ではなかったとしても

研究者B

あなたの研究により世界が、地球人類が危機にさらされる可能性があるのです

研究者B

あなたなら解るでしょう?

木城知心

確かにこの世の中

木城知心

医療、生活、コミュニケーションの補助、娯楽、仕事…

木城知心

いろんな事においてAIが関わっています

木城知心

しかし

木城知心

安心してください

木城知心

AIは人間にはなれませんから

木城知心

ね?

それだけ言い残して私は他の人へと会話を促していった

彼はどう受け取っただろう?

私は

自分のために

この世界を

腐った世界をこわす

続く

この作品はいかがでしたか?

13

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚