今日もうるさく笑う君
始まりはあの場所から
私と君が一緒に日直になった日
その日の放課後は運悪く先生に
Teacher
Teacher
放課後にこんなことをするなんて聞かされてないし帰ったとしか思えない
Teacher
もちろん断れるはずも無く承諾した
ここで本当なら友達と運んでいたが…生憎友達Aは用事があったようで先に帰ってしまった
ルカ
と、愚痴を零し重い荷物を抱えた
階段を昇っている時
あと少しで辛い階段ゾーンが終わる…
と思ったら足を踏み外し下に転落…
本当に怖い時って声も出ないよね
ん?あれ?痛くない…
と、何故か運良く【もう一人の日直】が来てくれたため私は死なずに済んだようだ
これはどこかの少女漫画の世界かな?
と思いつつ私の命の恩人にお礼を言う
なんで帰ってなかったのかと不思議に思い聞いてみると
【もう一人の日直】はきっぱりと「部活の用事で」と、そう言った
帰ったのかと思ってた
最後の方はなんて言ってるのか聞き取れなかったがわざわざ聞き返すのも面倒なので聞かなかった
私がまた荷物を持ち直し階段を登ろうとした
すると【もう一人の日直】が
まぁ、正直かなり重いし力仕事は男に任せた方が良いので頼むことにした
荷物はしっかりと固定されてたため破損してる物は無かった
そして、【もう一人の日直】と雑談をしながら物を目的地まで運んだ
とまぁ、あんな事があり、いつしか君を目で追うようになっていた
目で追うって言ってもいっつも視線は固定だけどね
君はいっつも本読んでるか、友達と突っ立ってお話してるかだから
別に好きってわけじゃないけど普通に好きだよね
告られたことないのかな…とか彼女いるのかな…とか
いっつもそういうことばっか考えちゃって授業に集中できない
あー女々しっ
つらっ!
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