実技テスト
軍人でヒーローの卵たちを守る為に派遣された訳だが、個性が強個性、強個性以上のものであり、一人で二人の人間の相手をしていた
相澤消太
山田ひざし
まぁ警戒人物として二人相手、別で分けられるのはいい気分ではない、そもそも年齢が高校生じゃないのだから疑うだけ疑うのは当然なのだろうが
個性が消されてしまったので、相澤先生から伸びてきた捕縛布を掴んで、プレゼントマイクの方に投げ飛ばした
相澤消太
山田ひざし
鬱先生
雑魚乙とはこんな時に使うんだな、シャオちゃんようわかったよ
内心そんなことを呟きながら走り抜けていく、二人とも重りはつけてくれていない、理不尽である
山田ひざし
耳を塞いで早足で逃げて行く、シッマの声をマイクに通したらここぐらいまでの音量がでるかもしれないなんて呑気に考える暇があるくらい、楽勝であった
鬱先生
心の底から思ったのは間違いないだろう、そして僕はこの二人を捕まえるより逃げた方が効率がいいと考え、打ちのめすだけ打ちのめして逃げていった
鬱先生
どうせガバるんだろうな、なんて自分の無能さに対して内心自嘲すれば、イライラして取り敢えず爆弾を投げる作戦を実行に移した
鬱先生
手榴弾が爆発して周りは爆発するばかり、これじゃあどっちがヒーローでヴィランかがわからない
鬱先生
パチン、と指を鳴らして周りの火を消していく
相澤消太
山田ひざし
大量に水を与えることで植えておいた種がいきなり相澤先生とプレゼントマイクの下から生えてきた、二人はそれを避けることが出来ず捕まった
鬱先生
相澤消太
山田ひざし
取り敢えず二人に手錠を付けて、僕の実技テストは幕を閉じた
なんやかんや終わり、なんやかんや過ごして、林間になった、なんやかんやの部分は想像に任せる
相澤消太
鬱先生
本当は非戦闘要員なのだが、筋肉のつきかた的にあの子たちに近しいからかこうなった、今でも鍛えとけば良かったと後悔している
林間で森に入った後、全員問題なく進んでいる、結局問題なく進み、今はご飯をせっせこと全員で作っていた
鬱先生
八百万
ずっと野菜を切っていると、危なかしい包丁の持ち方をしているやつがちらほらといた
鬱先生
爆豪勝己
鬱先生
爆豪勝己
なんやかんや行ってくれるのだから、悪い奴ではないのだろう、ただ自意識過剰(笑)なだけなのだから、僕は人気が無いところで皿やフライパンなどを洗い出した
相澤消太
鬱先生
相澤消太
何も言い出せず、ずっと口を開いては閉じてを繰り返している、何が言いたいのかはわからないけれど、せめて約束を守ることだけは伝えた
鬱先生
彼らの方を見てれば、料理をせっせこと作り、とても楽しそうで、青春を謳歌しているのが見て取れる、微笑ましい光景があった
鬱先生
相澤消太
鬱先生
微笑んでそういえば、相澤先生は目を見開いていた
鬱先生
こんなに楽しそうに過ごした覚えは全くと言っていいほどない、強いて言うなればシッマと出会った事だけ
相澤消太
鬱先生
相澤消太
鬱先生
鬱先生
皮肉を込めてそう言った言葉を最後に、手を止めて相澤先生の方に視線を向けた
鬱先生
ガバッと、いきなり相澤先生は体を90度に曲げて、僕に対して頭を下げた
鬱先生
相澤消太
鬱先生
相澤消太
謝られるなんて思ってもおらず、少しびっくりしたけれど、またフワッと表情を緩ませた
鬱先生
笑いながらそう言えば、相澤先生は恐る恐る顔を上げた
鬱先生
でも、と付け足し、人差し指を立てて突き出した
鬱先生
相澤消太
鬱先生
そう言ってちょいちょいと手招きをして耳を貸してもらってから、ゴニョゴニョと何をするかを伝えた
相澤消太
鬱先生
相澤消太
少し相澤先生には、生徒達を守る手伝いをしてもらおう
肝試し、僕は今回この時が一番危ないと見て、相澤先生には特性のインカムを渡した
僕は肝試しに参加しやずに、森の見回りをしていた、生徒達を守る為に、走っていれば、いきなり青い炎が近くで舞っていた、インカムの電源を入れて連絡をした
鬱先生
相澤消太
早くしなければ色々と面倒だ、そう思った時には遅く、僕の口元には手が回されていた、インカムの電源を切っていなかったのが幸いか
鬱先生
死柄木弔
恐らく、オールフォーワンからの指示なのだろう、個性が目当てか
死柄木弔
鬱先生
銃懐にある、限界まで薬は吸わない様しているものの、どう抜け出したものかと思案した
死柄木弔
没草喋っているのが気に食わず、勢いに任せて僕は死柄木の腹を膝で殴り、死柄木から離れた
鬱先生
死柄木弔
鬱先生
そう言って取り敢えず逃げた、なんかあまりよろしくなさそうなので
鬱先生
遠い目をしながら生徒達の方へ先を急いだ
爆豪君がヴィランの手中(物理)に行ってしまった、常闇くんも一度連れ去られたのだけれど、緑谷君が助け出していたので問題はない、ただ爆豪君だけは絶対に持っていくつもりだ
鬱先生
死柄木弔
しれっと出てしまったドイツ語に舌打ちしながら、手を伸ばしたけれど、それは空を切ってしまった
鬱先生
ドイツ語と英語が混ざる、本当に焦っているのが自分でもわかった、イライラしていた時、目の前にまた黒い霧が現れた
死柄木弔
鬱先生
死柄木に体を引かれ、僕の体は霧の中に入っていく
緑谷出久
轟焦涼
やはり僕はガバってしまう、どうしていつも、こうなのだろうか
内心で自分自身に悪態を吐きながら僕は意識を落とした
鬱先生
オールフォーワン
鬱先生
欲しがってたご本人がまさかの僕を出迎えるとは思っても見なかった、と言っても画面越しだけれど
オールフォーワン
鬱先生
それでもスルーして、話し続ける
オールフォーワン
鬱先生
何か言うのを諦めて僕は改めてちゃんと聞き始めた
オールフォーワン
鬱先生
オールフォーワン
鬱先生
言外に能力だけ欲しいと言われている気がせんでもないが、僕は拘束されてるのをしれっと解いた
鬱先生
オールフォーワン
鬱先生
忠誠を誓った人物がいる、だから僕はこいつの懐に入るつもりはない
オールフォーワン
もう一台のテレビからは拘束された爆豪君と、死柄木一派が映っていた、こっちは爆豪の説得中なのだろう
オールフォーワン
鬱先生
場所を割り出して、僕はその場に個性で移動した
鬱先生
死柄木弔
鬱先生
指をパチン、と鳴らせば、ヴィラン達は全員倒れた、自然操作でヴィラン達に脳震盪を起こしたからだ
鬱先生
未だ眠っている爆豪くんの前に立ち、ベシベシと頬を左右に叩き始めた
鬱先生
爆豪勝己
懐からナイフを出して爆豪君の拘束を解き、ここにいるヴィランをどうするか考えた
鬱先生
このインカムは案外気付きにくい様に作っているのだが、ヴィランがインカムなんて相手に持たせるだろうか
そう仮説を立てるも、それは虚しく外れ、普通に耳元にインカムがあった
鬱先生
ポチッと電源を押せば、誰かと繋がった
オールマイト
鬱先生
オールマイト
鬱先生
オールマイト
オールマイトがインカムを切ったので、意識がうつらつらとしている爆豪君を担いだ
死柄木弔
鬱先生
頭を振りながらなんとか立ち上がった死柄木は、どうも頼りなかった
死柄木弔
そう言ってニヤっと笑った途端、口から何かが出てきた、ものすごく不味い、これは黒霧とは違う何かだろうか、僕は爆豪くんと共に何処かへ移動させられた
オールフォーワン
移動してすぐ目の前にはオールフォーワンがいた
鬱先生
オールフォーワン
鬱先生
正直今僕は冷静ではない、こんなに呑気に突っ込むのはいつものノリからか、それとも気持ちを抑える為だからか
ちなみにシッマが作った飯はダークマターだ、食べたら死ぬ、そんな見た目や匂いだけで分かるくらいの、最悪の飯、一度食べさせられたことがあるのだけれど、断然シッマが作った飯より、ワープさせた時に使われたらアレの方がマシだった
オールフォーワン
鬱先生
爆豪勝己
鬱先生
話しかけてきた爆豪くんに反応して振り向いた、耳を貸せば、ゴニョゴニョと話し出した
爆豪勝己
鬱先生
爆豪勝己
鬱先生
自分が決めると聞かない爆豪君をどうするかと悩むばかりで、どうにも話がまとまらない
オールフォーワン
そう言って攻撃してきたのを反射的に相手の肉を抉った
鬱先生
オールフォーワン
オールフォーワンを見た時、その雰囲気に見覚えがあった
ドクン、と心臓の音が鳴り、呼吸が速くなっていく
鬱先生
爆豪勝己
手に持っているナイフを構え、ズンッと近づいた
鬱先生
嫌いや
オールフォーワンは、自分が正義と信じてやまないのだろう、その行為がヒーロー飽和社会では適用されなかった
オールフォーワンは、我らが総統を殺さんとする人間と、全く同じ雰囲気だった
次の瞬間、目の前のオールフォーワンが吹っ飛んだ
オールマイト
そう言ってやって来たのは、大きな背中を持つ男
オールマイト
鬱先生
オールマイト
爆豪勝己
オールフォーワン
オールフォーワンとオールマイトが何回か言葉を交わせたあと、オールフォーワンの後ろから脳無が大量に出て来た
鬱先生
懐から銃を出し、銃を構えて全ての弾を脳に命中させていった、オールマイトの邪魔はできない
走り回っていれば、あるところに緑谷君達がいた
鬱先生
彼らは爆豪君を助けに来たのだろうか、そうなら、爆豪君を連れていってもらおう
爆豪君を捕らえやすいところに誘導し、ゴーサインを彼らに出した
鬱先生
大きな氷柱が立ち、それと同時にそこから飛んでいる人間、緑谷君と飯田君、そして切島君がいた
切島
緑谷出久
爆豪は飛んで行き、僕はそれを見計らってオールフォーワンに近づいた
鬱先生
オールフォーワン
鬱先生
ポケットからタバコを取り出し、タバコに火をつけ、それを咥えて吸っては口から煙草を話した
オールマイト
脳無に悪戦苦闘しながらも僕を気遣うオールマイトは、本当にヒーローなのだろうと実感させられる
鬱先生
向けられた攻撃をさっと避けて銃を構えては肩に狙って撃つ、本当は狙撃の方が得意なのだけれど
鬱先生
インカムに向かってそういえば、ドカン、と言う大きな音が近くでなり、その音の方から、金髪の見たことのある人間がいた
コネシマ
鬱先生
コネシマ
鬱先生
視線をオールフォーワンの方に向ければ、コネシマの顔つきが変わった
コネシマ
鬱先生
二人して口角を上げて、それでも腹の底で怒りを萎え繰り返す
鬱先生
コネシマ
鬱先生
二人で一斉に飛び出した
はい主です
お久しぶりです、色々忙しい&スランプであったため中々書けませんでした
次で最終話かな?まぁお楽しみを
これはご本家様、ご本人様とはご関係がございませんので拡散、荒らしはおやめください
てことでばいちゃ!
コメント
2件
つ、続きをくださぁーい( ´ཫ`)