テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
学校の課題を終わらせて、ちょっとだけ疲れた22時。
レッスンが終わり、少しだけ自由になった22時。
妹が部屋に戻ったのを見届けて、安心した22時。
だいたいこのくらいの時間に、アタシは自分の部屋のパソコンの前に座る。
俺はヘッドホンをつけ、DAWを開きながらいつもの部屋に繋がるのを待つ。
オレが入室した時には、すでに二人が待っていた。慌ててキーボードを打つ。
『すまない!待たせてしまったか?』
『大丈夫!アタシも今来たばっかだよ!』
『揃ったな。じゃあ、今日の作業を始めよう』
誰も見ていないこの部屋で、名前も顔も互いに知らない3人は、今日も曲を作り始める。
コメント
1件
読み終えました🌷 22時のリズムが三つ、それぞれ違う視点で積み重なっていく書き出し、とても好きです。同じ時間でも「課題が終わって」「レッスンが終わり」「妹が部屋に戻って」と一人ひとりの事情が違うのが伝わってきて、最後にその三人が一つの部屋で音楽を作る――それがすごく自然で、温かいなと思いました。顔も名前も知らないのに、一緒に何かを作れるって、特別な空間ですよね。この先、どんな曲が生まれるのか、わくわくしながら待ってます🎧
#プロセカ
こころ
1,472
どぐそ@多分低浮
5,978