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これは、ある1人の高校生が仲間と出会い、成長していく物語。
普通の世界で“特別”になり、仲間ができ、そして失ってから、自分は“幸せ”だったと気づいたのです
*もふ*
*もふ*
*もふ*
*もふ*
*もふ*
*もふ*
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
放課後、ある学校の屋上で、1人の男の子が広いグラウンドを眺めていた。
たくさんの部活生の楽しそうな声が下から聞こえる中、その男の子は1人でため息をついていた。
スマホを取りだし、時間を確認する。
一ノ宮 琥
ため息をまた一つつき、屋上の重いドアを開けた。
*もふ*
琥は教室のドアの隙間から少し出ている冷たい空気に触れながら、汗を拭って廊下を歩いていた。
一ノ宮 琥
母親
一ノ宮 琥
母親
一ノ宮 琥
琥は、この過保護な母親が嫌いだった。 少しのことでもすぐ泣きそうになって、心配される。 こうなったのは、“あの時”からだ。
先生
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
今日は琥と先生、そして母親の三者面談の日だった。
母親
先生
先生
母親
先生
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
先生の話を右から左に流しながら、琥は窓から見える明るい太陽を見つめていた。
そうしてたった10分くらいの面談を終え、何も感じずに立ち上がったその時…
先生
母親
一ノ宮 琥
母親
先生
母親
先生
母親
母親
一ノ宮 琥
母親
琥&先生
母親
母親
一ノ宮 琥
ガラッ
母親
一ノ宮 琥
本当は、ずっとそういうのに憧れを持っていた
でも、琥の母親が一番嫌うことは、目立つこと。 当然許してくれるわけない。
一ノ宮 琥
母親
一ノ宮 琥
母親
母親
何も分からない幼稚園児に言い聞かせるような口調。 いい加減子供扱いするのはやめて欲しい。 でも、そう思っても口に出せないのは事実。
一ノ宮 琥
琥は、生徒会に立候補した時のことを思い出した。
*もふ*
一ノ宮 琥
琥の友達1
琥の友達2
一ノ宮 琥
琥の友達1
琥の友達2
本当は、そう言われるのが嬉しかった
だって、心のどこかではずっとやりたいと思っていたから。
一ノ宮 琥
琥の友達1
琥の友達2
一ノ宮 琥
琥の学校では、生徒会に立候補し、当選した人の中で一番票が多かった人が生徒会長になる決まりがあったのだ。
琥の友達1
琥の友達2
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
琥は、将来のことも、学校も、人間関係すら母親に決められていた。
今目の前にいる友達も、高校に入った時から友達は作らないと決めていた。 休日に遊んだりできないし、スマホでやり取りもできない。うちに呼ぶことだってできないから、自分なんかと友達になる人は嫌な思いをすると思ったのだ。
彼女も作らないと決めていた。 今までに何回も告白されたが、付き合うことはなかった。 そんなことをしたら母親がこの世の終わりのように泣き叫ぶのが想像できるからだ。
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
そうして琥は生徒会に立候補し、生徒会長にもなった。
一ノ宮 琥
そう決めたのに、バレた。 当然のように先生や友達が悪いことにされ、生徒会長を辞めた。
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
母親
母親
母親
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
琥に何かあったら母親が部屋に閉じ込める。それが普通なのだ。
窓もない部屋。外から鍵がかけられ、部屋の中からは開けられない特殊なドア。
そんな部屋で一人、電気もつけずに琥は涙を流した。
一ノ宮 琥
一ノ宮 琥
情けなく震える声は部屋の壁に吸収され、外に響くことはない。
その瞬間だ、忘れもしない一瞬の出来事。 光が見えたのは、光を掴めたのは、その時だった。
*もふ*
*もふ*
*もふ*
*もふ*
*もふ*
*もふ*
*もふ*
*もふ*