続きから〜
まるでおとぎばなしの、プリンセスのお部屋みたい。
そして、1番気になるのは、この長い髪。
綺麗な水色の髪は、僕の自慢の髪でもあるが、
こんなに長くなることは望んでない。
それに1日でこんなに長くなる!?
もう、何が何だかわからない!
そう、頭をぐるぐる回転させていたら、、。
コンコン 失礼します〜
お嬢様、入りますね
青
人が来ていて慌てていると、、、
いつの間にか入ってきて
こっちに向かって来て。
〜〜〜姫。おはようございます。ペコ
そう言いながら頭を下げてきた。
その時に全てが繋がり、顔が青白くなるのが分かる。
その理由は、、、
昨日貸して貰った漫画の悪役の名前と一緒だったのだ。
そして、主人公がこの悪役の家に遊びに来たことがあったのが、その時の家の風景ともぴったり一致していた、、
終わったな、僕、、
お嬢様?どうされました?
顔色が優れていませんが、、?
きっとこと人は召使いなのだろう
青
声も少し高くなっている、
それなら良いのですが、、、
何かあったら言ってくださいねニコッ
青
って、姫様が敬語とは珍しいですねニコッ
青
一瞬言ってしまいそうになったが何とか抑える
青
はいニコッ
青
改って聞くなんて何かあったんですか?
青
そうでございますか、、、?
では、支度をしましょうニコッ
青
そう言いながら鏡の前に連れて行かれ、椅子に座る
わぁ〜、案外いい顔してんじゃん、
"悪役"
宝石のように輝く目と、
朝の優しい風になびくさらさらの髪、
今日も姫様は美しいですねニコッ
青
照れているのですか?ニコッ
青
ふふ、いつものお嬢様ですねニコッ
青
さっきまで知らない人と話しているようでしたが、いつものプライドの高いお嬢様に戻った気がしますニコッ
青
褒めてますよニコッ
青
嘘じゃありませんってニコッ
終わりましたよニコッ
話しながら作業をしてくれたお陰で身だしなみは完璧に終わっていた。
青
はい!では朝食を食べにいきましょうニコッ
青
そう言われ、朝食を食べに向かう。
と、その前に服を着替えに、向かった。