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※ご注意
以降のストーリー上、表現にホラー、グロテスクな要素が含まれます
そういった内容が苦手、不快な方は閲覧をお控え下さい
菱木
菱木
菱木
菱木
菱木
菱木
菱木
菱木が汗をかいて室内を行ったり来たりしていると、カチャリと扉の開く音がした
由佳里
現れたのは、由佳里だった
菱木
菱木
由佳里
由佳里
由佳里
菱木
菱木
菱木
由佳里
由佳里
菱木
菱木
由佳里
菱木は、由佳里が手にしている長いナタを目にするやいなや青ざめた
菱木
菱木
由佳里
由佳里
菱木
…シュパッ!
菱木
自身の人差し指、中指、薬指が無くなって血が噴き出しているのを理解するのに、菱木は数秒を要した
菱木
菱木
菱木
切られた指をもう片方の手で押さえながら、菱木は床を這って由佳里から逃げ出した
由佳里
由佳里
由佳里
菱木
床を這いつくばって逃げようとする菱木の後を由佳里の足音が追う
菱木
菱木
菱木
由佳里
由佳里
菱木
菱木
由佳里
由佳里に追いつかれた菱木は、涙を流しながら由佳里を見上げた
菱木
菱木
菱木
菱木
由佳里
ブシュッ!!
菱木
ナタで口を切り裂かれ、切断された舌が、鮮血が、口から溢れ出る
由佳里
由佳里
菱木
菱木
由佳里
ナタの刃を菱木の側頭に当てると、由佳里は口角に笑みを浮かべて一気に引いた
菱木
頭から血を噴き出しながら、菱木の体はビクンビクンと痙攣している
由佳里
由佳里
由佳里
全身を痙攣させ続ける菱木の体に、由佳里はナタを振りかざした
由佳里
…ズシャアッ!!
青山
青山
青山
青山
青山
青山
便器に向かって、青山は勢いよく放尿する
青山
青山
青山
青山
青山
青山
放尿しながら、何気なく左横の壁に設置された鏡に目をやった青山は…
その驚きのあまり、便器の外にオシッコを撒き散らすことになった
青山
青山
鏡には、青山のすぐ背後に直立する由佳里の姿が映っている
青山
由佳里
由佳里
青山
青山
青山
由佳里
由佳里
由佳里
恐怖のあまり、オシッコが止まらない
青山
由佳里
由佳里
由佳里
青山
ようやくオシッコが止まったと同時に
ソレに、ナタの刃があてがわれた
由佳里
ブツンッ…
青山
青山
青山
青山
切り取られた部分が、血を撒きながらボトリと床に落ちた
青山
青山
由佳里
青山
由佳里
由佳里
由佳里
青山
青山
血の吹き出す股間を押さえながら逃げようとする青山の背後で、由佳里はナタを構えなおした
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
ウキウキしながら彫刻刀を手にする姫川とは対照的に、真世の表情は沈んでいた
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
真世の隣にピッタリとついて、姫川は座った
姫川 麗蘭
山中 真世
姫川 麗蘭
山中 真世
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
山中 真世
真世は、なんとなく姫川から目を逸らしてゴリゴリと木の板を彫っていく
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
山中 真世
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
山中 真世
山中 真世
姫川 麗蘭
山中 真世
山中 真世
山中 真世
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
真世が隣の姫川の方を向いた瞬間
姫川が、真世の唇を奪った
山中 真世
山中 真世
あまりにも突然のことに驚いて、真世はガタッと椅子から立ち上がった
姫川 麗蘭
山中 真世
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
姫川 麗蘭
山中 真世
山中 真世
姫川 麗蘭
ピタリと姫川の動きが止まった
山中 真世
山中 真世
姫川 麗蘭
人格が変わったかのような姫川に、真世は恐怖を感じた
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
山中 真世
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
山中 真世
ガクガクと震えながら、真世は咄嗟にスマホを取り出した
姫川 麗蘭
山中 真世
山中 真世
山中 真世
山中 真世
山中 真世
そして、スマホを操作し始める真世に向かって姫川は
右手に握っている尖った彫刻刀を振りかざした
姫川 麗蘭
山中 真世
グサッ!!
山中 真世
彫刻刀の刃が、真世の首に突き刺さった
山中 真世
フラついて床に倒れ込んだと同時に
カランッ、と真世の手からスマホが滑り落ちた
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
痙攣を起こす真世の首から彫刻刀を引き抜き、馬乗りになると姫川は彫刻刀を両手に持ち替えた
姫川 麗蘭
そして、一気に両手を振り下ろした
グサッ
姫川 麗蘭
グサッ!
姫川 麗蘭
グサグサグサグサグサグサ
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
体中に穴を開けられ、目を見開いてピクリとも動かなくなった真世を見下ろして姫川は震え上がった
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
うろたえて周りを見回していると、ガチャリとドアが開いた…
美術室に入ってきたのは、血まみれの由佳里の姿だった
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
由佳里
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
由佳里の目的を瞬時に理解した姫川は、教室の奥へと逃げ込んだ
由佳里
由佳里は、足元の床に倒れた真世を見つめた
由佳里
姫川 麗蘭
そして、姫川に再び視線を戻すと、姫川は恐怖のあまり硬直した
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
由佳里
ナタを携えて、ゆっくりと歩みを進める
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
姫川の直前まで来て、由佳里は立ち止まった
由佳里
由佳里
姫川 麗蘭
由佳里
由佳里
姫川 麗蘭
由佳里
由佳里
由佳里
由佳里
由佳里
由佳里
姫川 麗蘭
姫川 麗蘭
由佳里
由佳里
姫川 麗蘭
一瞬だった
姫川 麗蘭
姫川の首元にナタの刃があてがわれ、引き抜かれたと同時に姫川は言葉を失った
姫川 麗蘭
ブシュウーーーッ!
噴き出した鮮血が、由佳里の制服に飛び散る
由佳里
由佳里
由佳里
…バシュッ!!
横からスイングしたナタの刃が、姫川の首を宙に舞わせた
…グシャッ
由佳里
首から血を大量に噴き出す胴体が床に崩れ落ちると同時に、生首が床にゴロンと転がって止まった
由佳里
由佳里
由佳里
狂ったように笑う由佳里の姿を、床に転がった生首の目が虚しく見つめていた…