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コメント
2件
ひょぉぉぉぉぉ(?) めっちゃいいんですが!!なんか、視点が変わるのわかりやすくて好きです!!!!!!!
『保健室でのおまじない』
※ちゅーい
1 体調不良物
2 嘔吐表現
3 ちょいR的な物(1部)
4 nmmn
桃
赤
それでもいい方はれっつごー!
赤 視点
先生
赤
赤
赤
授業の途中、朝は何とも無かった胃はぐるぐると言う不快感が増えていた
....正直、もうほぼ限界が来ている
気を抜いたらすぐにでも出てしまいそうだ
....でもあと20分くらいで授業が終わるからそこまでは頑張って耐えよう
赤
そう思った時
桃
隣から、いつもの優しい幼馴染の声がした
桃
赤
俺はそれに大丈夫って答える
桃
赤
さっき、ちょっと喋って気が抜けたせいで
危うくもうすぐで胃の中のものをぶちまけてしまいそうなる
赤
桃
桃
桃
先生
先生
先生
桃
桃
桃
赤
....誰かの背中?
でももうそんな事気にするくらいの余裕が無くなって来ている
我慢しすぎてしまったせいか、
どんどん気分の悪さで視界がぐるぐるしてきた
誰かに運ばれながら
俺の意識は途切れた────
桃 視点
授業の途中、いつもの様にノートに授業内容を書き写していたら
隣から『っふ、っぅん、はっぅ』と言う苦しそうな、何かを耐える様な声が聞こえて来た
赤
赤
赤
桃
隣を見たら、いつも可愛い幼馴染が顔を真っ青にして、何かに耐えていた
俺もそこまでバカじゃないし、赤が何に耐えているのかだいたい分かる
きっと気分が悪く、吐きそうなんだろう
桃
赤
大丈夫じゃないのに大丈夫って返す幼馴染
もう1回聞いてみることにしよう
桃
赤
さっき喋ってしまったせいで気が抜けて吐きそうになった
せいぜいそんな所だろう
ってことはそこまでもう限界が来ていると言う事だ
これはもう、赤の拒否権などなしに保健室に連れて行くしかない
赤が皆の前で恥をかく前に連れて行ってあげた方がいいだろう
桃
桃
桃
先生
先生
先生
桃
桃
赤
抱き上げた赤は俺の想像より遥かに軽かった
でもそんな事を思っている場合じゃない事は確かだ
俺は意識がない赤を背中に乗せて教室を出た───────
赤 視点
赤
目が覚めると保健室?のベットで寝ていた
桃
桃
赤
何で桃くんが居るんだろう
....もしかして桃くんがここまで運んでくれたのか?
だとしたら礼を言わないといけない
桃
桃
赤
桃
桃
赤
そう、口を開いた時だった
急にさっきまでなかった胃の不快感が押し寄せてくる
桃
桃
赤
赤
桃くんの言葉を聞く間もなく
どんどん強くなる吐き気
内心パニックになっていた
桃くんも急のことにびっくりしているようだ
桃
桃
赤
赤
赤
桃
桃
桃
赤
彼が赤の前に置いたのはバケツだった
でも桃くんの前では吐きたくない
汚い姿を見られたくない、
なのに、なのにどんどん押し寄せてくる嘔吐物
桃
桃
赤
びしゃっ、ぴちゃ
赤
赤
赤
やだ、いやだ
見ないでよ
桃
桃
....でも、こんな赤でも桃くんは嫌がらず背中をさすってくれた
顔も良くて優しいとか何なんだよ
そんな事を考えるくらいには吐き気も治まってきていた
赤
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
俺は何を言っているんだろう
でも、今は正直甘えたい気分だった
桃くんは同様しつつも抱っこしてくれた
桃
桃
桃
赤
最後に何か聞こえたような気がする中
彼の暖かい腕の中で眠りながら
そっと保健室を出た────
桃 視点
赤を保健室に運んでから30分が経った
タイミングが悪く、保健室の先生は出張らしい
まぁ何か言われたら事情を話せばなんとかなるだろう
そんな事を考えていたら、隣から
『ぅん』と言う可愛い声が聞こえてきた
赤
桃
桃
赤
赤はここがまだ何処だかしっかりは分かっていないようだった
そんな彼に俺は大丈夫?と聞く
まぁまだきついだろうけど....w
桃
桃
赤
桃
ついついびっくりして変な声を出してしまった
まぁ記憶に残らないことを祈っておくだけだ
とりあえず返事は返さないといけないので『そうだよ』とでも返しておこう
桃
赤
返事をしたら赤は『ありがと』とお礼を言ってくれた
....まぁ俺的には礼より自分の心配をして欲しいところだけどね....w
桃
桃
そう、口から言葉を出した時
さっきまで喋っていた赤が急に口を手で抑え始めた
赤
赤
まぁ内心びっくりだよね
でもそんな事を思っていられるくらいの時間はないようだ
桃
桃
赤
赤
赤
苦しそうな声で頷く赤
すぐにでもバケツを用意しないとそこら辺が悲惨なことになるだろう
急いでバケツを探すことにした
桃
桃
幸いすぐにバケツは見つかった
桃
赤
桃
桃
まだ頭が追いついていないようだったのでバケツだと教えてあげた
そうしたら待つ間もなく赤の口から吐瀉物がびちゃびちゃと出てきた
赤
びしゃっ、びちゃ
赤
赤
赤
赤がパニックにならないよう、吐きやすいように『大丈夫』と声をかけながら背中を摩る
桃
桃
赤
赤
良かったことにすぐ吐き気は収まったみたいだ
桃
赤
桃
桃
流石に戻してしまったら帰ってから安静にしていた方がいいだろう
これまた何か言われたら言えばいいし....
赤
桃
桃
赤
赤はしんどいだろうも返事をしてくれた
早く家に帰らせてあげよう
そう思った時
赤
桃
まさかの予想外の展開にびっくりしてしまった
....でも、それだけ辛いと言う事だろうか
俺は『おいで』と優しく赤に言った
桃
桃
桃
赤
赤
体調の悪さからか疲れからかは分からないが
赤は俺の腕に来た瞬間に寝てしまった
良し、そろそろここから出るか
そう思ったが俺は赤におまじないをかける事にした
桃
桃
桃