僕らの街は
凛花
……もう6時かぁ
幸樹
早いですねぇ……
6時になると、エーデルワイスが鳴る
凛花
これ、俺が鳴らした時もあったんだよね
幸樹
…市長さんに許しを貰ったんですか?
エーデルワイスなんて咲かない筈なのに。
凛花
僕の父さんが無理矢理やらせたんだよ
凛花
病気だってのに
綺麗な花が咲く。
僕の口から花が咲く。
触ったら僕が伝染るから
僕は1人のはずなのに
幸樹
それでも俺は好きですよ?
幸樹
その全部が……
凛花
……どさくさに紛れてキスしようとしないでよ
凛花
二人きりだけどさ……
幸樹
……毒を
幸樹
毒が欲しいんですよ
幸樹
貴方じゃなきゃいけないんです。
凛花
…変態。
幸樹
そちらこそ。
幸樹
期待してるじゃないですか
凛花
……毒に欲情する馬鹿。
幸樹
そんな馬鹿に馬鹿みたいな性欲沸かしてんのは誰ですかね
1人でよかった
そう思ってた
それでまた2人になったのに
凛花
なんで来ないの?
凛花
幸樹……
また、ひとりぼっちだ。
勇気が出ないまま
高貴な花なんて咲かない街に
ひとりぼっちで……
いいね50いけたら続き書くかもね






