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可愛い可愛い紫くんに愛される橙くんも可愛いし、つまり幸せな2人は見てるだけで幸せになります〜(*´ω`*)
~ あてんしょん ~
この物語には ♔ BL表現 が含まれております 。
それでもいい方のみ、ここだけで ゆっくりしていってね ‼️
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
朝早く 仕事へ 向かう 彼氏を 見送る 。
ちょっと 素っ気なく 『 行ってらっしゃい 』って 伝えるも 、 心は 『 行かないで 』って 言ってる 。
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
笑いながら 、 大きな 手で 頭を 撫でて くれた 。
紫 ⌒ 🐇
橙 ⌒ 🐏
2度目の 行ってきます を 言って 、 君は 家を 出発 した 。
紫 ⌒ 🐇
橙くん が いなくなった ことを 確認 してから 、 俺は 溜息を 1つ 吐く 。
『 淋しい 』だなんて 口に できない 。
“ 恥ずかしいから ” って 理由 だけじゃなくて
言ったら 橙くん に 迷惑や 負担を かける 気がしてる から だ 。
紫 ⌒ 🐇
淋しさを 紛らわす ように 、 俺は 掃除機を 手に取る 。
紫 ⌒ 🐇
鼻歌 混じりで リビング を 掃除する 。
リビングは 掃除 の 必要 など ないぐらいに 綺麗 だ 。
だって 毎日 、 こうやって 淋しさを 紛らわす ために 掃除を しているから 。
時々 橙くん は 褒めて くれる 。
『 紫ぁくん は 綺麗好き やなぁ .. いつも どこ見ても 綺麗 やもん 。 』
頭の 中で 橙くん の 言葉を 思い出して 口角が 上がる 。
それでも 淋しさをは 埋まらない 。
いっその事 淋しさも 床の ほこり と 一緒に 掃除機で 吸って しまいたい ぐらい 。
紫 ⌒ 🐇
ある程度 気持ちが 落ち着いて きたから 、 掃除機を 元の場所 へ 戻す 。
そろそろ お昼時
どれだけ 淋しくても 、 お腹は 空く 。
紫 ⌒ 🐇
俺は 冷凍庫 を 開く 。
橙くんは 毎日 俺のために 昼食を 作り置き してくれる
ほんとに 優しいなぁ …
でも 、 時々 冷凍 したら 美味しく なくなっちゃう ような 物まで 冷凍 しちゃう んだ 。
でも 、 そういう ところも ……
紫 ⌒ 🐇
冷凍 してくれ ていた 橙くん お手製 ハンバーグ を 解凍 しながら 独りごつ 。
本人が いたら 言えないけど ね … w
静まり返った 部屋に 電子レンジ の 電子音 だけが 響く 。
ハンバーグ を 取り出せば 、 ほかほかと 湯気が 出ていて 美味しそう だった 。
紫 ⌒ 🐇
紫 ⌒ 🐇
この場に居ない 彼へ お礼を 言って ハンバーグ を 口にする 。
溢れ出た 肉汁 は 出来たて の時 みたいで 美味しかった 。
紫 ⌒ 🐇
紫 ⌒ 🐇
愛を 噛み締め ながら 橙くんに お礼と ご馳走様 を 言う 。
もちろん 橙くん には 聞こえて ないけどね , w
橙くん の 帰宅時間 の 1時間前 。
流石に 待ちくたびれ 始める
早く ぎゅ- したい 。
橙くんが 居ない この場 なら 、 『 愛してる 』とか 『 ちゅ-したい 』とか 幾らでも 言えるのにな 。
なんて 思ったって 無理な ものは 無理なんだ 。
俺は スマホ を いじりながら ソファー に 寝そべる 。
いつの間にか 俺は 眠りに 落ちていた 。
ぱっと 目が覚めたら 橙くんが 居て ___
なんて ことはなく 。
時計の 針が 進み続ける 音だけが 寂しげに 響いていた 。
紫 ⌒ 🐇
紫 ⌒ 🐇
いつもは 帰ってくる 時間 なはず なのに
中々 帰って こない 。
紫 ⌒ 🐇
我ながら 気持ち悪い 独り言を 言って 、 寝てる間に 落としていた スマホ を 手に取る 。
橙くん からの メッセージ は 届いて いなかった 。
もう一度 寝ようかな とか 考えていた時 、
ガチャ …… ッ !!
橙くんの 声と 共に ドア が 開く 音が した 。
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
俺は 思いっきり 抱きついた 。
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
今なら 素直に なれる 気がした 。
少しだけ 素直に 思いを 伝えて みよう
紫 ⌒ 🐇
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
橙くんの 胸に ぐりぐりと 頭を 押し付けて 、 返事を する 。
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
橙 ⌒ 🐏
橙 ⌒ 🐏
ひょいっと 抱き上げ られる 。
紫 ⌒ 🐇
そして 優しく ソファー に 降ろされた 。
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
素直じゃ なくても こんなに 俺を 愛してくれて
素っ気ない 返事を 返しても 毎日 『 好きだよ 』とか 『 愛してるよ 』って 言葉でも 形でも 伝えてくれる 。
ほんとに 最高な 彼氏 だよ 。 橙くんは 。
この 胸に 収まり きらない 思いが
溢れて こぼれ落ちる まで キミには 届かない けど
届けられる 状態に なるまで いつも ゆっくり 待って いて くれる 。
素直に なりたい 。
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
素直に なれる はず 。
橙 ⌒ 🐏
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
言葉に 詰まって いる 俺を 優しく 見守って くれる キミ 。
その 表情も 全部 ひっくるめて ……
紫 ⌒ 🐇
紫 ⌒ 🐇
紫 ⌒ 🐇
紫 ⌒ 🐇
紫 ⌒ 🐇
紫 ⌒ 🐇
紫 ⌒ 🐇
最後の方は 恥ずかしさで 声が 小さくなって しまって いたが キミには 届いた だろうか ?
しばらく 沈黙が 続いて , 耐えきれ なくなった 俺は 堪らず 橙くんに 抱きついた 。
橙 ⌒ 🐏
橙 ⌒ 🐏
なんだか 感慨深げに 言って 俺の 背を 撫でて くれた 。
そういう ところも 全部 好き __
なんて , もう 言えそう に なかった 。
橙 ⌒ 🐏
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
熱の 冷めない 頬を 橙くん の 顔に 押し付ける 。
紫 ⌒ 🐇
小さい 声で 囁いて みる
橙 ⌒ 🐏
そう 返事を して , 耳に 優しく キス してくれた 。
紫 ⌒ 🐇
橙 ⌒ 🐏
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
橙 ⌒ 🐏
紫 ⌒ 🐇
橙くん いつも ありがとう 。
しあわせだよ