ミライ
ぁ
パルチザン!
レイン
大丈夫か?
ミライ
あ、あ、あ、あ、
ミライ
誰?........
レイン
え?
ユナ
いちゃつくならここでいちゃつくなゴラァ!
レイン
パチるぞ
ユナ
ひゅッ、.....
ユナ
とにかく!ここは、通さないから!
ユナ
私は、ね!アベル様に認められたいのッ!、.....だから
ユナ
さっさとここから逃げて!
ミライ
えッ、?どういうこと?
ユナ
だから、私が私じゃなくなる前に、.....ポロッ、ポロッ、
ユナ
早く、.......逃げて.......
ぎゅ
ユナ
えっ?
ミライ
悲しいんだよね
ミライ
認められたいんだよね
ユナ
ぁッ、ぁッ
ユナ
ぅう..........ポロッポロッ、グスッうわぁぁぁん、....!''
ミライ
大丈夫、もう君は緑なんかじゃない
私は、突然
吸血鬼になった
だから、両親は、みんな怖がって
私を殺そうとして
ここに入学して
初めて、名前を呼ばれた気がする
アベル様は、私をちゃんと見てくれた
だから私はアベル様のために
いい子になった
でも無理だから
もう消えよう
じゃあね、みんな
バイバイ
今の私
ユナ
じゃあね
ミライ
ぇッ
ふわッ、ドサッ、.....
ユナ
私さ、今までずっと殺されかけてたんだ
ユナ
だから、もう無理みたい
ユナ
吸血鬼ってね
ユナ
自分の能力に自害が増えるの
ユナ
みんなを傷つけたくなくて
ユナ
ごめんね
ユナ
せっかく励ましてくれたのに
ユナ
あはは、意外と痛いかも
ユナ
ごめんね、ばいばい
ユナ
多分あともうちょっとで死ぬかも
ユナ
じゃぁ......ね、........ニコッ
ミライ
ぇ
ミライ
..........ポロッポロッ、
ミライ
わん.....で、?
レイン
........
レイン
吸血鬼は、自分の人格が増えんだ
レイン
その事を知っていたとしても大体の吸血鬼は、
レイン
自害して、自分を抑えるために消える
ミライ
なんで!なんでまた、.....
ミライ
守れなかった!
ミライ
敵だったとしてもッ、!''.......ポロッ、ポロッ、