ある
んん...?
ある
どこ?ここ
咲友
...
咲友
あ、さ...咲希姉...
咲希
んん...
咲希
後86400秒...
咲友
うーんそれ1日だよー?
咲友
ってそうじゃなくて!!
咲友
早く起きて!!
咲希
ふぇ...?
咲希
何で咲友がここに...?
咲友
私にもわからないの...
優樹
あ...咲希さんと咲友さんと...?
ある
あるです
咲友
咲友です
優樹
優樹です
咲希
咲希です
マスター
やあみんな
マスター
自己紹介が終わったようだね
咲希
誰ですかギロ
マスター
おーおー怖い怖いw
マスター
僕はマスター
マスター
今からみんなにやってもらう脱出ゲームの管理人さ
マスター
脱出ゲームについての説明は
マスター
この連載の1話
マスター
『だるまさんが転んだ』
マスター
で説明しているから
マスター
わからない人は見てくるといいよ
マスター
じゃあ
マスター
ゲームを始めよう
マスター
今回は
マスター
ある
ある
!?
マスター
君がこの銃を使って残りの3人の誰か1人を撃ち殺すんだ
ある
え...
咲希
私達の誰かがタヒ...
優樹
嫌だ!タヒにたくない!!
マスター
制限時間は10分
マスター
誰か一人を撃ち殺した時点で扉が開く
マスター
10分が経過した時点で毒ガスが充満するから
マスター
それまでに出ないといけないね
ある
...
俺には撃てない...
咲友
...
咲友
あるさん
ある
何
咲友
私を撃って
咲希
嫌!そんなのダメ!
咲友
咲希姉は
咲友
今、自分の夢のために一生懸命になってるし
咲友
優樹くんは
咲友
悠羅と幸せになってほしい
咲友
私にはそういう人いないからさ
咲希
そんなことない!
咲希
咲友が好いてなかったとしても
咲希
咲友のことを好いてる人がいる!!
優樹
そうだよ!
優樹
なんなら俺、たくさんアピールしてるのに振り向いてもらえないし!!
優樹
咲友さんがタヒんだら咲友さんのことを好いている人が
優樹
悲しむ!!
咲友
いいの
咲友
咲希姉の言う通りだとしても
咲友
優樹くんの言う通りだとしても
咲友
これは私が選んだ道
咲希
まだ間に合う!
咲希
時間はある!
咲希
まだ巻き返せる!!
優樹
後8分もあるんだから落ち着いて考えよう!!
咲友
私は至って冷静だよ
咲友
それに...
咲友
タヒって...
咲友
興味あったから
咲友
体感してみたいなって
咲友
まあ、体感したら
咲友
もう戻ってこれないけど
咲友
でも、全然恐くないよ
嘘だ
手は震えてるし
顔も最初より青白くなってる
本当はすごく怖いはずだ
咲友
ねえ
咲友
早く撃ってもらえないかな?
咲友
覚悟は...出来てるからっさ...
緊張しているのか
呂律が回りにくいようだった
ある
...撃てないよ
咲友
なんで!?
咲友
人間誰だって自分が生きたいでしょ!?
咲友
私がタヒぬって言ってるんだから
咲友
早く撃ってよ!!
咲友
...ハッ
咲友
あっ...ごめんなさ...
ある
確かに
ある
そうかもしれないね
ある
自分がタヒぬっていう可能性がなかったら
ある
すごく冷静でいられるもの
ある
人間は自分の命が大事
ある
そのためならなんでもできる
ある
でも
ある
それは一部の人間だけだ
ある
自分の命は大事だけど
ある
だからって何でもするには誰だって覚悟がいる
ある
俺だってそう
ある
咲友がそれでいいならそうするけど
ある
それにも撃つための覚悟がいる
ある
咲友が自分がタヒぬと決断したのにも
ある
覚悟があったでしょ?
咲友
...うん...
ある
後4分ある
ある
それまでに考えよう
ある
ホントにこれでいいのか
咲友
...うん
咲友
そうだね
咲希
私は...誰にもタヒんでほしくない
咲希
だから
咲希
撃つのは私にしてほしいな
咲希
ここにいるみんなにはまだ未来がある
咲希
...なんて
咲希
まだ20の私が偉そうに言えることじゃないけど
優樹
いやでも!
優樹
咲希さんは大学生だし
優樹
俺らよりは知識があるから
優樹
ここから先のゲームに
優樹
行った方がいい気がするんだ
優樹
それなら俺にしてほしい
優樹
ここから先で無様に死ぬより
優樹
ここでかっこよくタヒにたいしさ
咲友
でも
咲友
やっぱり私でいい気がする
咲友
さっきももちろん覚悟はあったけど
咲友
今はそれよりも強い覚悟を持っている
咲友
私がいなくても
咲友
私の代わりがいるから
咲希
咲友の...代わr
咲友
時間がない
咲友
あるさん
ある
!?
咲友は
自分の心臓に銃口を向けた
咲友
早く撃って
咲友
もう2分しかない
咲友
撃つだけじゃなくて
咲友
ここから出る時間もあるんだから
咲友
ね?
時間がない...
そのワードを聞いた瞬間
引き金を引きそうになったが
やっぱりまだホントにいいのかはわからなかった
咲希
...
咲希
引いてあげて
優樹
え!?
ある
!?
咲希
普段マイペースでめんどくさがりの咲友が
咲希
ここまで本気になったのは初めて見た
咲希
それほどに私達のことを想ってくれてるってことだよね?
咲友
うん
咲希
だったら
咲希
私は咲友の命を受け継ぐ覚悟が出来てる
優樹
...
ある
...
咲友
遺言なんて残す時間もないし
咲友
残す気もない
咲友
私という存在が誰かの中にあればそれでいい
咲友
さあ早く
咲友
引き金を引いて
ある
...俺たちは咲友の命を受け継ぐと約束するよ
ある
短い間だったけどありがとう
ある
...
バァン!!
咲希
...
優樹
...
ある
...
咲希
時間がない
咲希
早く出よう
優樹
わかった
ある
うん
るいの67
はい...
るいの67
僕の連載にしては珍しくシリアスであとがきを迎えるような連載になってますね
るいの67
わころくです
るいの67
もう...
るいの67
シリアスすぎて言うことがないんで締めます
るいの67
ここまで読んでくださりありがとうございます
るいの67
いいなと思っていただけましたらいいねを押していただけると光栄です
るいの67
次も楽しみにしていただけると光栄です
るいの67
それでは






