この作品はいかがでしたか?
383
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青
青
青
頑張って背伸びをして 自分のクラスを知ろうとする小柄な僕
そう
僕は今年から、この高校で 学校生活を送る
いわゆる 新入生
青
青
声が少し漏れてしまうほど 頑張って背伸びをする
…やっぱり見えない
青
?
青
僕に話しかけてきたのは、 少し背の高い男の子
ここにいるということは、 多分同い年だろう
橙
屈託のない笑顔で自己紹介をされる
青
青
橙
大丈夫、この人なら…
青
橙
橙
そう言って僕はまた背伸びをする
橙
橙くんはそう言うと
クラス替え表を睨め回した
橙
橙
青
青
あっという間に心を開いた僕と君
君は、僕の親友になった
橙
青
橙
橙
青
教室に来た僕達は、 担任の先生について話している
こんな話したら、 ほんとにイケメン先生きそうだわ
青
橙
橙
青
橙
思い出すように少し長めで 明るい髪をいじる橙くん
僕が言うのもなんだけど…
改めて見ると結構かっこいい
青
橙
橙
青
フラグ回収回避確!
橙
青
橙
橙
青
担任は
かわいくなきゃ
青春は
始まらねぇ
By ころじぇる
ネタはここからありません 皆さん覚悟しててください(((は?
教頭先生
教頭先生
青
青
・ ・ ・
青
青
周りの人も、静かだがとても ソワソワしている様子だ
青
青
教頭先生
教頭先生
教頭先生
青
青
青
ぱた ぱた
少しずつ近づいてくる、 ゆったりした足音
青
橙
そして顔が見えた時、 僕は衝撃を受けた
桃
うん、おはよ
桃
知ってる
桃
うん、女の子か?名前
桃
期待はずれ☆
青
バチくそイケメンじゃん
え、そんなことってあるぅ?
そして案の定、女子は耐えきれず 黄色い悲鳴をあげる
桃
もちろん戸惑う桃先生
桃
先生と僕で目が合った
パチッ
青
先生が、僕にウィンク…
イタズラな笑みを浮かべた先生は 体育館袖に姿を消した
青
青
入学式が終わるまで僕は、 先生のウィンクが わすれられないままであった
桃
桃
はい、女子一同による キャーキャーきました
鼓膜が破れます
桃
青
青
僕はかったるくなり、 机にひじを着いて頬を通じて 顔を支える
橙
それを見た橙くんが、 少し笑いを抑えつつも笑っている
すると橙くんも僕の真似をした
ちなみに僕は右から2番目の1番後ろ
橙くんは右から4番目の 前から3番目に座っている
桃
桃
桃
先生はそう言うと、 自己紹介を改めて始める
桃
桃
桃
桃
爽やかスマイルはずるい
たしかにかっこいいけどさ…
桃
青
桃
青
青
ぶりっこ
桃
青
めんどくさくなりそう言って立つ
青
青
青
青
青
青
青
橙
周りがざわつくけど
ダルいから無視
桃
青
桃
先生は両手を顔の前で合わせる
桃
桃
拗ねたように僕の方を見る先生は
少し子供っぽくて笑ってしまいそうだ
青
桃
青
でも何故か気に食わないから 塩対応
桃
桃
青
ぶりっこ
橙
桃
青
先生が照れたように僕から目をそらす
その仕草に照れが僕にも伝染する
桃
僕達は言葉を交わさずとも
これ以上接触したら…との危機を 察知していた
青
青
僕はその時間、先生の顔を見ることが 出来なかった
橙
青
放課後、橙くんはツボり、 僕は腹を立てる
青
橙
青
桃
先生の仮面を外したように、 僕らの名を呼ぶ桃先生
橙
青
青
"ダルい"を強調する
桃
桃先生はそう言うと、 ズカズカと近づいてくる
桃
桃先生はそう言うと、 僕の唇に細長い人差し指を置いた
青
青
桃
橙、覚えてろ
青
青
桃
青
僕は男だし先生とは同性だから…
桃
桃
青
この時先生が、寂しそうに笑った
でも、当の本人は 気づいていないように見えた
桃
低くて切ない声で 僕の名前を呼ぶ
青
桃
僕の周りの空気が凍りつく
青
桃
青
先生、何言ってんだ?
冗談…にしてはガチトーン
まっすぐこちらに向けられる 大きめで色素の薄目な瞳
そんな目で見られると、 本当にどこかであったことがある
そう思ってしまう
桃
桃
桃
青
青
桃
先生は目を細めて笑い、 僕の頭を撫でる
青
桃
青
桃
桃
桃
桃先生はそう言って立つ
青
桃
せこい
青
青
桃
桃
青
素朴な疑問をぶつけると、 先生は笑った
桃
桃
青
桃
先生が僕の手を引いて校舎から出る
とく、とく、とく…
慎重に刻んでいる脈拍が
少し動揺した
桃先生といる時間が
いつの間にか
楽しみになっています。
NEXT ♡200⤴︎
コメント
1件
ブクマ失礼します!!🙇🏻