アビス
わたし屋上で靴を脱ぎかけたときに
マッシュ
三つ編みのせん先に声をかけてしまった
アビス
ねぇやめなよ
マッシュ
口を注いで出ただけ
アビス
本当はどうでもよかった
マッシュ
先起こされるのがなんとなく嫌だった
アビス
三つ編みの子は、語る
マッシュ
どっかで聞いたようなこと
アビス
運命の人だったどうしても愛されたかった
マッシュ
ふざけんな!そんなこと位で、私の先を来そうだなんて!
アビス
欲しいものが手に入らないなんて
マッシュ
奪われたことすらないくせに!
アビス
話したら楽になった
マッシュ
三つ編みの子が消えていった
アビス
さぁ、今日こそはと靴を
マッシュ
脱ぎかけた底に
アビス
背の低い女の子が
マッシュ
また、声をかけてしまった
アビス
背の低い子は、語るクラスでの孤独を
マッシュ
無視されて奪われて
アビス
居場所がないんだって
マッシュ
ふざけんな、そんなこと位で
アビス
私の先起こそうだなんて
マッシュ
それでも、家では愛されて
アビス
暖かいご飯もあるんでしょう
マッシュ
お腹がすいたと泣いて
アビス
背の低い子は消えてた
マッシュ
そうやって、何人かに声をかけて
アビス
追い返して
マッシュ
私自身の痛みは誰にも言えないまま






