TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

お酒の力

んへ、桃ひゃあ…//

ちょ、赤くっつきすぎ

ここ外だから

んぅ……?

明らかにお酒の回った赤い顔で

コテンと首をかしげて見つめてくる。

そんな彼は、自分がどれだけえろい顔をしているのか知らない。

赤やばいですね…そろそろ帰ります?

この家の主である黄が、

少し焦ったような顔をして俺に問う。

黄ちゃ…?

帰っちゃやあっ、

おわっ

赤はムッとした顔で、黄に腕を絡めた。

まらおれと桃ちゃといっしょに飲むの

ちょっと赤…、

黄は俺の表情をひどく気にしながら、

赤を自分から引き剥がす。

僕は帰らないよ?

ここ僕の家だし…w

んへぇ…?

頭が回らない様子の赤は、じっと黄を見つめる。

…っ

赤の上目遣いを直視し、黄は赤を俺に預けて立ち上がった。

ソファー、貸すのでそこに寝かせといて下さい

そう言ってトイレに向かう彼の頬は、少しばかり赤い気がした。

はぁ、

赤は、酒を飲むと誰彼構わずベッタリになる。

それを彼氏である俺が嫉妬しないわけが無い。

でも、それを酔っている間の記憶がない赤に言っても意味の無いことだ。

俺は、ソファーに寝かせた赤の前髪を

優しく梳くように撫でた。

さっきトイレに席を外した黄も

赤の顔に興奮して事を致しているに違いない。

俺の気持ちも知らず、

気持ち良さそうに寝やがって…

ふにっとスベスベの頬をつついてみれば

その小さな手で、つついた指を掴まれる。

…あ、やべ

やぁ…、桃ちゃどこにもいかないれぇ、

っ…

人間は、寝言で本当のことを言うことが多いと言われている。

唐突に発せられたその寝言に

俺は動揺を隠しきれず、

眠る赤のお腹に顔を埋めた。

あれ…なんか体が重……

桃ちゃ…!?

あ、赤

酔い冷めた?

俺が上半身だけ赤に覆い被さるようにすると

赤は恥ずかしいと言ったように目を逸らした。

だいじょぶ…

だけどちけぇよばか、//

ふはっ、ごめんごめん

じゃあ帰るか

テキパキと帰る準備をする俺に

赤は戸惑っているようだった。

えと…

俺、桃ちゃんと家出てからの記憶が無いんだけど…

なんかまたやらかしちゃった…?

だいぶな…w

う"っ、

ごめんなさい…

しゅんと眉を下げる赤に

俺は上着を着せて立ち上がらせる。

家帰ったら

赤がどんなことやらかしたのか教えたげるよ

家帰ったら…?

赤は少し不満げに、頬を膨らませる。

お仕置もしないといけないからな…?

っ…!!//

"お仕置"の意味が分かったのか

赤は顔を真っ赤にして俺に殴りかかってきた。

ばか、ほんとにばかっ…!//

んなもん痛くも痒くもないからw

俺はそれを片手で制すると、

赤の腰を抱き寄せて黄の家を出た。

家に出てから何が起こったかは

また別のお話___。

作者ですけども!!

もし続きの🔞がみたいという方がいたらコメ欄に下さい~

こちらのぷりしょの垢で書かせていただきます!

やっぱり運営さんが怖いので…(チキン)

良ければコメしてくれると嬉しいです⸜🙌🏻⸝‍

この作品はいかがでしたか?

29

コメント

5

ユーザー

みたいです、、😿😿

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚