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ふーかさん今回も素晴らしいストーリーありがとうございました‼︎ 話の書く気力があればまた今度の更新も待ってます!
初コメ失礼します🙇♀️雀と雀好きなツンでふーかさんを知りました! 久しぶりに投稿してるのを見て驚きました! 続きもぜひ拝見させて頂きます!
君を待ち続けて1年以上が経った
本来なら、君と過ごせた季節が何個も過ぎた
最近、どこかで諦めてしまっている自分がいる
そんな自分を隠すように、今日も墓参りをする
ヒカリ、俺は罪を償うために頑張ってるよ
雀も沢山助けた
雀に限らず、困っている人がいたら助けた
それなのに
いつまでたっても君は帰ってきてくれないじゃないか
足りないというのか
それとも、もう俺には会いたくないというのか
日を重ねるほどに重くなる負の感情
さすがの相棒にも心配されたよ
ダメダメな師匠でごめんな
今日の墓参りも終わり、帰ろうとした時だった
背後に黒子が立っていた
ここにはたまに雀が迷い込んでくる
その度に少し期待するが、すぐにその期待は裏切られる
勝手に期待して、落胆して…
そんな自分が嫌になって、いつしか期待しなくなった
空
空
空
そういってロウソクを差し出すと、すぐに相手もロウソクを差し出した
あと少しで火と火が触れ合う
その時だった
???
彼女の声だった
訳が分からず混乱していると、姿が見えた
その雀の瞳の色は、赤色と、青色のオッドアイ
暗黒竜のサーチライトがはめ込まれたような色をしていた
姿は雀だったが、確かに彼女だった
空
途端に涙が溢れた
ヒカリ
そう言いながら涙を拭ってくれた
空
空
ヒカリ
空
空
すると、彼女の懐から1匹の鳥が飛び出してきた
その鳥の瞳の色も、青色と赤色のオッドアイだった
空
ヒカリ
ヒカリ
空
「ピュイ!」
元気に鳴くと、頬にすり寄ってきた
ヒカリ
ヒカリ
ヒカリ
空
ヒカリ
ヒカリ
ヒカリ
ヒカリ
その言葉は遠回しに、もう一度弟子にしてくれと言っているようだった
空
空
そうして2人はフレンドになり、手を繋いで歩き出した
昔、孤立していたヒカリの手を引いていた頃のように…
※ここからはヒカリが星の子に転生し、空に再開するまでのお話です
ヒカリ
ヒカリが再び目を覚ますと、星座盤の上にいた
ただしそこはホームではない、光で満ち溢れている美しい場所だった
空には数え切れないほどの星が輝いており、思わず見とれてしまうほどだった
その星の光が水に反射し、キラキラと輝いている
???
突然名前を呼ばれ、ふと我に返った
そこには、星座をしている精霊が佇んでいた
ヒカリ
ヒカリ
書庫の大精霊
書庫の大精霊
ヒカリ
書庫の大精霊
書庫の大精霊
ヒカリ
書庫の大精霊
ヒカリ
「死者」という言葉を聞いて意識がはっきりした
ヒカリ
書庫の大精霊
書庫の大精霊
その言葉を聞いて安心した
書庫の大精霊
ヒカリ
書庫の大精霊
書庫の大精霊
ヒカリ
書庫の大精霊
書庫の大精霊
書庫の大精霊
書庫の大精霊
書庫の大精霊は口に手を当て上品に笑った
ヒカリ
ヒカリ
書庫の大精霊
書庫の大精霊
書庫の大精霊
書庫の大精霊
ヒカリ
ヒカリ
ヒカリ
ヒカリ
書庫の大精霊
ヒカリ
書庫の大精霊
書庫の大精霊
書庫の大精霊に近寄ると、大きな柔らかい手で頬を包まれた
そして瞬く間にヒカリの体は一筋の光となって手の中に収まった
その光をゆっくり、優しく地上へ落とす
落ちて、落ちて…
やがて、ホームに落ちる
そして、ヒカリの第2の人生が始まった
ヒカリは目が覚めるとすぐに前世の記憶を思い出し、捨て地をめざして走り出した
この時、すでに天空で起きたことを忘れている
記憶が残らないようになっているのだ
必要最低限の羽と精霊を解放しながら、黒も探した
だが、黒が何に転生しているかわからなかったため、見つけるのは困難だった
孤島、草原の探索を一瞬で終え、雨林へと入っていった
羽が少なかったためかなり足止めをくらいながらも進んだ
そこで、1匹の鳥が溺れていた
ヒカリは急いでいたのでスルーしようとするが、ある光景が重なった
過去、同じ場所で黒が溺れていたことを思い出したのだ
両手で鳥を救い、雨が凌げる場所へ移動する
その鳥の瞳は青色と赤色のオッドアイ
ヒカリとは対称的な瞳の色が、確信を持たせた
ヒカリ
名前を呼んだ瞬間鳥は瞳を輝かせ、嬉しそうにヒカリの周りを飛び回った
ヒカリ
ヒカリ
ヒカリ
「ピー!」
ヒカリ
その言葉が気に触ったのか、黒は見せつけるように変身した
ヒカリ
黒を包む煙がはけると、そこには巨大な鳥がいた
その大きさに懐かしさを感じ、思わず抱きしめた
すると黒も抱き返してきて、久しぶりの再会を喜んだ
前世の面影は無くなってしまったけれど、2人は正真正銘の双子だ
そして2人は空のいる捨て地へと向かった
(あとは先程の通りです)
ふーか
ふーか
ふーか
ふーか
ふーか
ふーか