テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
実技授業の最中。 教室には、魔力具材がいくつも並べられていた
マチャス先生
マチャス先生
その瞬間だった
バキッ、という嫌な音。 天井近くの固定具が外れ、金属製の訓練用魔力球が転がり落ちる
モブ
モブ
落下の先にいたのは、前列の生徒
ひなこ
誰かが声を上げた、その次の瞬間
じゃぱぱ
考えるより先に体が動いた。 床を蹴り、距離を詰める。 同時に杖を握る
魔力球が、ちょうど人の肩に当たる―― その寸前
じゃぱぱ
呪文を唱える暇すらなかった。 杖先が一瞬だけ、白く鋭く光る。 カン、と澄んだ音。 魔力球は、空中でぴたりと止まり、 そのまま、ゆっくり床に降りた。 静寂
モブ
モブ
マチャス先生
ひなこ
ひなこは一拍遅れて、息を吐いた
ひなこ
モブ
モブ
じゃぱぱ
モブ
モブ
先生はゆっくりと歩み寄り、床の魔力球を見る
マチャス先生
マチャス先生
じゃぱぱ
ひなこ
ひなこは、はっきりとうなずく
ひなこ
ひなこ
モブ
モブ
じゃぱぱ
ひなこ
彼女は俺を見て、少しだけ柔らかく微笑んだ
ひなこ
ひなこ
マチャス先生
マチャス先生
ざわり、と空気が揺れる
モブ
モブ
じゃぱぱ
ひなこ
じゃぱぱ
ひなこ
ひなこ
俺は、床に置かれた魔力球を見る
――確かに、危なかった。 でも、怖くはなかった
体が、自然に答えを出していた
ひなこ
ひなこは、少し誇らしげに言った
ひなこ