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月龍
…、どうだい？自由になった気分は.
アッシュ
まぁまぁ…ってところかな…ㅎ
あの日、王龍は事実上消えた． …英二は怪我のために少しの間入院をしてもらっている.
月龍
…、君は本当にすごいね.
ふわりと月龍はベンチへ座り込み俺の顔を覗き込んだ.
アッシュ
バナナフィッシュか？
月龍
…君も見ただろ？あの薬の恐ろしさ…
アッシュ
………、
ショーター
俺を殺してくれ…アッシュ.
そうだよ. 俺が一番知っている.
月龍
誰だってあれは自我を保てないんだ.
月龍
なのに君は…
アッシュ
ショーターが正気に戻してくれた.
月龍
…、ショーター.
アッシュ
ㅎㅎあんたがタコに売った奴だよ､
月龍
…、すまない.
アッシュ
…いいんだ.あんたと俺は似ているって
ことがよく分かるから.
ことがよく分かるから.
アッシュ
報酬は？ㅎ
月龍は一枚の紙切れを出した.
月龍
…本当にこれだけでいいのかい？
アッシュ
今日呼び出したのもこれが欲しかったからだ.
アッシュ
サンキュー.ㅎ
アッシュが立ち去ろうとする.
月龍
…、これから君はどうするの？
アッシュ
…これまでの暮らしさ、ずっとな.
もうこれ以降君に会えないような気がして.
月龍
…そ、
月龍
…よく頑張ったな.
アッシュ
…んだよ、元気でな.
アッシュはヒラヒラと手を振ってその場を立ち去った.
月龍
…、元気で….
_それ以来アッシュを見た者はいない_
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