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rara🎼
nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 誤字脱字注意⚠️ 翠様虐められ注意⚠️
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放課後の保健室。
すちは、白紙のスケッチブックの前で、ずっと鉛筆を動かしていた。
今日は何も描けなかった。
頭の中は、進路希望の用紙と、未来の自分のことでいっぱいだった。
すち
ぽつりと呟いたその声に、保健室のドアが開く音が重なった。
いるま
いるまだった。
腕を組みながら、どこか楽しそうな顔でベッドの横に腰かける。
いるま
保健室のカーテンが軽く揺れる。
いるまは、懐かしそうに天井を見上げて、静かに話し出した。
いるま
いるま
いるま
すち
いるま
いるま
いるま
その言葉には、笑い混じりのようで、ほんの少しだけ悔しさが滲んでいた。
いるま
いるま
すち
すちのその言葉に、いるまは目を細めて笑った。
いるま
いるま
次の日。
英語教師のみことが、“Design”という単語をホワイトボードに書いていた。
みこと
みこと
すちは、その言葉に目を見開いた。
すち
みこと
みこと
みこと
みこと
その言葉が、胸の奥で何かに触れた。
すち
みこと
みこと
国語の時間、なつは「自己紹介文を書く練習」をしていた。
なつ
なつ
すちは、“絵”“空”“紅茶”“夜”“ひとりの時間”“色”“線”といった単語をノートに綴っていった。
すち
なつ
なつ
すち
なつ
保健室に、柔らかな笑い声が広がる。
数学のこさめは、グラフの書き方の応用を教えていた。
こさめ
こさめ
すち
こさめ
こさめ
こさめ
すちは、定規を使って線を引きながら頷いた。
理科のらんは、今日“色の波長”について教えていた。
らん
らん
すち
らん
らん
らん
すちは、少しだけ照れながら微笑んだ。
チャイムが鳴る。
今日も、すちは五人から教わったたくさんのことを、ノートと心の中に書き留めていた。
こさめ
放課後、こさめがそっと言った。
こさめ
すち
こさめ
こさめ
そのころ教室。
誰かが、すちの席を見て呟いた。
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
玩具がなくなったような、つまらなさそうな口調だった。
担任は何も言わず、ただ教卓に目を落としたままだった。
夕方の保健室。
すちは、ノートにひとつのデザインを描いていた。
すち
最初はただの落書きだった。
けれど、それはやがて、確かな形を持ち始めていた。
すち
その想いが、デザイナーという夢へ、少しずつ繋がっていく。
第16話・了
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡170
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