TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

綺麗な花にはトゲがある

一覧ページ

「綺麗な花にはトゲがある」のメインビジュアル

綺麗な花にはトゲがある

4 - 綺麗な花にはトゲがある(番外編)

♥

14

2020年06月28日

シェアするシェアする
報告する

あれから1週間…

クリス

水蓮、朝食ですよ

水蓮

やっぱり、いつ見ても美味しそうね!

クリス

シェフも水蓮が喜んでくれるので、より一層頑張って作ってるみたいですよ

水蓮

あら、嬉しいわ

私はクリスといるようになって、よく笑うようになった

初めはクリスのお城に来るなんて緊張してたし、否定されるんじゃないかって怖かったけど…

王様も女王様も、私をすんなりと受け入れてくださった

やっぱり国を継ぐ人って心が広いみたいね

水蓮

あぁ、ところでクリス?

クリス

何ですか?

水蓮

明日が何の日か知ってる?

クリス

今日ですか…?

クリス

う~ん、ちょっと分からないですね

水蓮

そう、なら良いの

水蓮

(やっぱり私の誕生日なんて覚えてないよね…)

クリス

僕は午後から用事があるので、少し留守にしますね

水蓮

いつ帰るの?

クリス

夕飯までには

水蓮

分かったわ

水蓮

気をつけて行ってきてね

クリス

えぇ

クリスは私の頬にキスをして話を続けた

クリス

水蓮の為に帰ってきますよ

水蓮

なっ…!

水蓮

もう、恥ずかしいでしょ!

クリス

あはは、そろそろ慣れてくださいよ?

水蓮

まだ時間がかかりそうだわ…

そして午後…

クリス

昼食も食べ終わったので、用事に行ってきますね

水蓮

えぇ、行ってらっしゃい

水蓮

あ、そうだわ

水蓮

私用事ができたの

水蓮

だから、帰っても私がいなかったら海を探して

クリス

分かりました、では気をつけて

水蓮

クリスもね

クリスの姿が見えなくなるまで手を振っていた

水蓮

さて、私も用事を済ませないと…

私は勢いよく海に飛び込んだ

私の飛び込んだ勢いで、水しぶきが上がる

見慣れた光景だけど

いつもとは何かが違う

きっと毎日が楽しいからだ

…………

私は海を泳いだ

そして、アンジェラの家の前についた

水蓮

よし、ここね

私がどうしてここへ来たかと言うと…

どうしてクリスが生き返ったか知りたかったから

水蓮

あの本は…

水蓮

確かこの辺に置いたはず…

水蓮

あったわ!

私はページが破れないように慎重に読み進めた

水蓮

「永遠の呪文をかけられたものの涙には不思議な力が宿る…」

ページをめくった

水蓮

「その力というのは、死者を生き返らせるというものだ」

水蓮

「だが、その力が発揮されるのは永遠の呪いをかけられたものが心から愛してるいるものにのみ適用される」

水蓮

なるほど…

水蓮

だから、クリスは生き返ったのね

私は用事が済んだので、お城の方へ戻った

水蓮

にしても、クリスの用事って何なのかしら…

クリスが帰ってきたのは、夕日が沈み出した頃だった

クリス

ただいま、水蓮

水蓮

クリス!やっと帰ってきたわね

水蓮

ところで、用事って何だったの?

クリス

後で分かりますよ

クリスは意味ありげに笑った

水蓮

(何かしら…)

そして、夕食を食べ終わった頃…

クリス

水蓮、海を見に行きましょう

水蓮

こんな夜に?

クリス

はい、夜の海も良いですよ

水蓮

まぁ、そうだけど…

クリス

とにかく行きましょう

水蓮

そんなに言うなら…

…………

クリス

水蓮、目をつぶって下さい

海が見え始めた時にクリスは言った

水蓮

えっ?

水蓮

今、目をつぶるの?

クリス

えぇ、そうです

水蓮

はい、閉じたわよ

クリス

じゃあ、僕が手を引きますから着いてきてくださいね

水蓮

分かったわ

…………

クリス

はい、もう開けていいですよ

私は目を開けた

すると、目の前の砂浜には沢山のキャンドルが並べてあった

水蓮

まぁ…

水蓮

とっても綺麗…!

クリス

水蓮が喜ぶと思って用意しました

クリス

それに、今日は水蓮の誕生日ですしね

水蓮

えっ?覚えていたの?

クリス

はい、もちろんですよ

水蓮

でも、今朝聞いたら分からないって…

クリス

水蓮にサプライズがしたかったんですよ

クリス

誕生日おめでとうございます、水蓮!

水蓮

凄く嬉しいわ…!

水蓮

ほんとにありがとう!

クリス

でも、これだけじゃないですよ

クリスは自分の時計を見た

(ちなみに、首からかけるやつです By作者のなつ)

水蓮

まだ何かあるの?

私がそう尋ねると、クリスは片膝を立てて私の前にしゃがんだ

そして、小さな箱を取り出しこう言った

クリス

水蓮、僕と結婚してください

水蓮

クリス…!

水蓮

もちろんよ!

クリス

じゃあ、手を出して

水蓮

えぇ

クリスは私の指に指輪をはめた

そして、私を優しく抱きしめた

暖かくて安心する…

クリス

絶対に君を幸せにします

クリス

愛してます、水蓮

水蓮

私もよ

「綺麗な花にはトゲがある」 (番外編) ―[完]―

この作品はいかがでしたか?

14

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚