たくと
はぁ。
ゆうじ
どしたん。
たくと
俺ってさ。何かを自分1人で出来たことあったかな。
ゆうじ
...
たくと
俺ってさ。お前を頼ってばっかだし。
たくと
お前に憧れてんだよ。
たくと
どうしたらそんなに頼られる存在になれるんだ。
たくと
自分ひとりじゃなんにも出来ない。
たくと
誰かに頼られる存在に俺はなれるんか。
ゆうじ
...
たくと
どうしたらいいんだ。
ゆうじ
なぁ
たくと
?
ゆうじ
誰かに頼られたいなら
自信を持つんだよ
自信を持つんだよ
たくと
え?
たくと
でも俺。
ゆうじ
それがダメなんよ
たくと
え。
ゆうじ
じゃあお前に聞くぞ?
ゆうじ
目つぶってよく考えてみろよ
ゆうじ
お前より自信の無いやつが上司だったとする。
ゆうじ
しかもオマケに愚痴ばっか言うし。
ゆうじ
黙ったと思ったら今度は
ゆうじ
「俺なんかより。」とか
ゆうじ
「ひとりじゃなんも出来ない」とか
たくと
...
ゆうじ
もうわかっただろ?
たくと
おはようございます!
なみ
!?
ゆずき
え。
田口
今の。たくと先輩。?
なみ
いや、違う人?
ゆずき
え、誰。
たくと
今日忙しいらしいから売上更新目指そ!
田口
たくと先輩だ。
なみ
はい
ゆずき
はい。
田口
でも資材がまだ準備完了してなくて。
たくと
んな事気にすんな!
たくと
俺に任せて!
田口
は、はい。。
たくと
ごめん田口くん!
田口
はい!
たくと
これやっといてくれん?
田口
あ、はい。
たくと
どうしたん元気ないやん!
たくと
元気だしてこ!
田口
はい。笑
なみ
どうしたんだろ。
ゆずき
熱?
なみ
いやそれはやばい。笑
田口
でも昨日とはまるで別人だな。
なみ
ほんとね。
ゆずき
なんかこっちのたくと先輩の方が良くない?
なみ
うん!
田口
それは言えてる!
たくと
いらっしゃいませー!
ゆうじ
自信が無いやつに誰が着いてくる?
ゆうじ
ずっと愚痴ばっか、ずっとつらそうな顔してるやつに誰が頼るんだよ
たくと
...
たくと
くっ。。泣
ゆうじ
そーゆー事さ
たくと
...
たくと
ありがとうな。
たくと
わかったよ。簡単な事だったな。
ゆうじ
その簡単な事にも気づかない馬鹿なお前だからしゃーねぇーか!
たくと
ふっ泣
たくと
うるせぇよ。笑笑