俊彦
おかえり、という言葉は帰ってきやしないのについ口について出てしまう。
俊彦
俊彦
茶の間に散乱したお菓子の空袋や出しっ放しの食器を見るとため息が出てくる。
俊彦
俊彦
俊彦
俊彦
がさ、とコンビニで買ってきた弁当の入った袋をテーブルに置く。
俊彦
スースーと呑気な寝息が扉一枚を隔てて聞こえてくる。
俊彦
俊彦
俊彦
美里
不満そうな声を出しながら娘が起きる。
俊彦
俊彦
俊彦
美里
俊彦
俊彦
美里
そう言って美里が登録しているマッチングアプリの画面を見せつけてくる。
俊彦
俊彦
俊彦
俊彦
俊彦
美里
俊彦
俊彦
美里
美里
美里
美里
そういうと布団を頭からかぶって引きこもってしまった。
俊彦
俊彦
俊彦
俊彦
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俊彦
美里
美里
俊彦
俊彦
美里
美里
美里
そう言って美里は酒の瓶を取り出した。
美里
俊彦
瓶の蓋を開け、中身をコップに注いでこちらに渡す。
美里
俊彦
…ひょっとしたら以前のことでこれまでのことを思い直してくれたのかもしれない。
俊彦
俊彦
感動と一緒にコップをあおる。
俊彦
いつのまにか酔いつぶれてしまったのか。
キッチンの椅子に座らされていた。
俊彦
俊彦
俊彦
美里
美里
太い針と糸を持った美里が近づいてくる。
俊彦
俊彦
俊彦
美里
美里は聞く耳を持たない。
なんとか拘束を解こうともがく。
ガタンッ!!
俊彦
バランスを崩し、椅子ごと倒れてしまう。
美里
ぶしゅっ
俊彦
ぶしゅっ
俊彦
美里
俊彦
美里
美里
俊彦
美里
美里
美里
美里
コメント
33件
親の心子知らず、ですね… でももう少し言い方を気をつけていたら…
おとうさんいい人だったのに,,,, 娘の心配もしてくれたのにね
九十九神さん 彼はただ今まで文句を言わず娘を養っていたのに…ですね…