第3話 ~誰かが夢で伝えてくれたことと決心~
弟
弟
弟
(弟はサッカーの習い事をしている)
母さん
母さん
えり
母さん
母さん
弟
母さん
弟
母さん
弟
弟
母さん
母さん
えり
えり
母さん
母さん
えり
母さん
母さん
母さん
母さん
母さん
弟
母さん
母さん
えり
えり
えり
このころから私は何やってもダメなんだって思い込むようになった
でも何となく自分なりに頑張ることはやめなかった
そうできるのはきっとあの夢のおかげだと思う
~数年前~
夢の中で気づいたら真っ白な空間に居た
えり
???
その空間でぼーっとしてた時急に知らないお姉さんに話しかけられた
えり
???
???
???
えり
えり
えり
???
えり
えり
えり
私にはどうしても他人に母親のこととか弟のことを話せない理由があった
それは私が小2の時
思い切って家出のことを学校の先生に話したことがあった
えり
先生
えり
先生
先生
えり
先生は私の話を優しく丁寧に話を聞いてくれた
先生
先生
先生
えり
それから先生は児童相談所と連携して色々対応してくれた
児相の人が家に来てお母さんと話をして
お母さんも泣いてた
母さん
母さん
きっとこれでまたきっと前のお母さんに戻る、そう思って期待してた
でも予想と現実は180度違うものだった
児相の人が帰った後...
また前みたいに優しく抱きしめてくれる
そう思ってお母さんの方へ走った
えり
バチン!
えり
母さん
母さん
母さん
えり
母さん
母さん
母さん
母さん
バチン!バチン!
そのあと何度も何度も殴られた
服で隠れるようなお腹や背中を
正直叩かれたのは痛かったけどそれ以上に
「恥さらしの疫病神」
この言葉が一番つらかった
えり
えり
えり
母さん
母さん
母さん
母さん
えり
また殴られちゃう蹴られちゃう...
話したらまた恥さらしの疫病神って言われちゃう
えり
???
???
???
???
???
なんとなくこの人になら話せる、そう思って家でのことを話した
えり
えり
えり
えり
えり
えり
???
???
???
???
???
???
???
???
???
そこで夢は終わって私は目を覚ました
なんとなくその夢がはっきりと頭に残って
なんとなく「あなたの未来は絶対明るいから」
この言葉が信用できた
それから自分の未来は明るいんだって信じて頑張った
ちょっとずつだけど勉強もできるようになってきた
優秀になるために毎日遅くまで勉強して
それでも母さんの私に対する強いあたりがなくなることはなかった
えり
えり
母さん
弟
弟
弟
母さん
母さん
母さん
弟
弟
母さん
弟
このころから弟も私を馬鹿にしてくるようになった
えり
母さん
母さん
えり
ゴッ
えり
弟
えり
弟
えり
えり
弟
弟
えり
えり
弟
えり
母さん
弟
弟
母さん
母さん
えり
えり
母さん
えり
母さん
バチン!バチン
母さん
母さん
えり
弟
えり
えり
母さん
バチン!
えり
えり
えり
えり
えり
絶対こいつらよりも優秀になって見返してやる!
絶対復習してやる!