ぬしだよん
ぬしだよん
風樹
蒼
来斗
未来
ぬしだよん
僕の家は、少し変だった。
パパとママは、僕には優しかった。
いつも、ママはパパに殴られていた。
風樹ママ
風樹パパ
風樹パパ
毎日毎日お母さんの泣き声 もう、頭がおかしくなりそう。
そして、いつもお母さんは、僕に言う
「お父さんは、悪くない お母さんが、悪いだから、お父さんを嫌いにならないで」って
でも、僕はお父さんの事が嫌い その分、お母さんが大好き
だから、僕はお母さんを守らなきゃ 駄目なんだ
風樹
風樹
風樹
お母さんが寝た後そう呟いた
夢の中
風樹ママ
風樹パパ
いつもらな、泣きたくなるほど辛いこの時間、でも 今はお父さんを×したいそんな気持ちが湧き出てくる。
風樹
気ずけば、夢から覚めていた。
風樹ママ
風樹パパ
風樹ママ
風樹パパ
怖い
でも、お母さんを守らなきゃ
自分から、殴られに行った
風樹ママ
その時 お母さんの顔を初めて見たのかも知れない
お母さんの顔は 涙でぐちゃぐちゃで、痣だらけで それでも、優しいそんな顔
風樹
風樹ママ
風樹ママ
風樹
風樹ママ
風樹
風樹ママ
コメント
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