次の日。
凛
おい
潔
ビクッ
凛
待て!
ガシッ
潔
な、な、な、っ!
凛
ちょっと来い
凛
昨日のはどういう事だよ
潔
な、何がっ?
凛
好きな奴居るって話だよ
凛
潔、好きなやつ言う前に帰っただろ
凛
だから教えろ
凛
好きな奴って誰だ?
潔
し、知らなくていいよっ!
凛
はぁ?
潔
り、凛は知らなくていいからっ!
凛
お前!
潔
ビクッ
凛
なんで俺が知っちゃダメなんだよ
凛
なんだ?兄貴のことが好きなのか?
凛
それとも薔薇野郎か?
凛
あ?
潔
ちが、違うけどっ···今は、まだっ
凛
あ?
潔
っ、!
潔
凛は、まだ本当に知らなくていいから!!
凛
チッ
潔
っ、···
だって、まだこの関係で居たいんだ。
昨日のことがあったから、凛のことが好きだって言っても恋人みたいなこと出来ないかもしれない。
だから、もっと知りたいんだ。
凛が、俺にどんなことをしてくれるのか。
潔
えーっと、合宿が明日あるのは知ってるよね?
潔
バス、新幹線で移動だから時間通りに来て欲しい
潔
じゃあ、解散!
潔
凛、こっちでいいの?
凛
あぁ、潔がそっち座れ
潔
ありがと
新幹線で移動中、俺は凛の隣に座った。
潔
凛!これ美味しい!
凛
そうなのか?
潔
凛も食べてみて!
凛
あぁ、分かった
凛
美味いな
潔
でしょ〜!(*´˘`*)
潔
んぅ!
凛
すっごい寝てただろ
凛
夜寝れんのか?
潔
んぅ〜分かんない!
凛
ちゃんと寝ろよ?
潔
はぁーい!
そして俺たちは合宿を楽しんだ。
他校と練習試合をしたり、色んなことをした。
凛
潔
潔
はぁい?
最終日の日だった。
この日は最終日なこともあって、いつもより早く終わった。
みんなは観光地など行くらしく、自由時間になった。
潔
どうしたの?
凛
俺と、一緒に回らねぇか?
潔
へっ?
凛から、誘われた。
潔
うんっ!!いいよ!
即OKした。
凛から誘われるのが嬉しかったからだ。
潔
どこ行く?
凛
食べ歩きしよう
凛
お土産も買おうぜ
潔
だね!!
凛とデートだ。
潔
んぅ!美味しい!
潔
凛!
凛
あぁ、美味そうだ
潔
はい!あーん!
凛
(๑⃙⃘・༥・๑⃙⃘)パクッ
凛
んぅ、美味い
凛
潔、好きそうだ
潔
でしょ〜!
って!!
何、あーんしてんだよ!!
絶対変に思われた!
こんな、街中で···それも男同士でっ!
潔
⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄
凛
潔?
潔
な、なんでもないっ!///
最悪だ。
最悪だぁ!!






