こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
⚠️注意事項記載の「はじめに」を 確認お願いいたします⚠️
⚠️嘔吐表現あります 苦手な方は要注意!Uターン推奨⚠️
-hotoke- side.
りうちゃんが下に降りてから 眠れるわけもなく 机に向かって座った
-hotoke-
そう思いモニターの電源を付け 起動するのを待っていると 階段を上がる音が聞こえた
コンコン ガチャッ
ドアに顔を向けると 丼を乗せた乗せたお盆を持った 初兎ちゃんとりうちゃんの姿
初兎
-hotoke-
りうら
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初兎
-hotoke-
そんな思いは2人には届かない
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突発的に謝ってしまった
俯いてしまった頭が上げられない
初兎
-hotoke-
初兎ちゃんのため息に 肩がビクッとしてしまう
りうら
初兎
-hotoke-
正直言って作業はほとんど 終わっている
作業なんて 眠りたくない自分への言い訳だ
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初兎
りうら
-hotoke-
初兎
-hotoke-
机の空いたスペースに ご飯がおかれる
爛々とした卵と油の乗った鶏肉 白いお米が窓からの光を浴びて 輝いている
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普段であれば"美味しそう"と 感じるのかもしれない
でも、全くそそられない
りうら
心配した様子でりうちゃんが 問いかけてくる
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食べないとという気持ちはある けど……
〜回想〜
昔は普通に食べれたし 何ならよく食べていた方だと思う
学生の頃だったか その時の授業の先生はちょっと…. というか、かなり古臭い人で
真夏だと言うのに エアコンも禁止と窓を開けただけで 授業をする人だった
その日もかなりな猛暑日で 窓を開けると熱気がすごくて
なのに僕の席は窓際で… 周りは「風に当てられていいな」 など言うが、風など全く吹いてないし
陽がモロに当たっており いつ熱中症になっても おかしくない気温だった
昼食の時間 いつも通りお弁当を取り出し 食べ始めた
すぐに気がつくべきだった 少し味がおかしいかな? とは思ったが何の気なしに食べ進めた
お昼も終わり 午後の授業に入った
その授業ではエアコンも付けて 快適……のはずだった
しばらく授業を受けていると 腹部の痛みと吐き気で 全く授業に集中が出来ない
冷や汗が吹き出て エアコンのせいか具合の悪さか 震えが止まらなかった
隣の席の子が 心配そうに声をかけてきたが 反応出来ずにいた
「体調が悪そう」 と先生に報告してくれ 保健室へ行こうと 立ち上がったのも束の間
とうとうクラスのみんなの前で 戻してしまった
ざわつくクラス内に 止まらない嘔気 悲惨な状況だった
しばらくして保健室に連れられ そこでも止まらない腹痛と吐き気、
体力も限界……… となったところで意識は途絶た
結論から言えば 猛暑の中スクールバッグを机横に かけていたのが間違えだった
窓際で直射日光を受けた お弁当は当然の如く傷んでおり それを食したのだから…
まぁ、自業自得ではあるが……
1週間してから学校に戻れば 案の定気まずい雰囲気が クラス中に漂った
仲良かった子達も 心配はすれど どこか壁を感じる
イジメという程ではなかったが 学生特有の素っ気なさというか…
その頃の僕は それが耐えられなかった
食事をすれば また同じ事が起きるかもしれない
そう思い、ぼくは食べ物を食べるのが 怖くなった
それからは何とかしてでも 食べないとと思ってコンビニの 菓子パンとか食べてたけど
しばらくしてから それすらも食べるのが嫌になって
口に入れるだけでも 気分が悪くなって…
最近はウィダーとかしか 食べてなかったな…
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りうら
-hotoke-
初兎
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ちらっと親子丼を見るが 食べ物が胃に入った瞬間を 考えるだけでも気分が悪くなる
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思わず手で口元を覆ってしまう
りうら
初兎
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何か言わなければと口を開くが あの時のトラウマが蘇って 胃に不快感が走る
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りうら
思わずえずいてしまった
りうちゃんが近くにあったタオルを 口元にあてがってくれた
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初兎
初兎ちゃんが背中を さすってくれている
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またやってしまった……
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りうら
りうちゃんが持っていた タオルを奪うように取り 部屋を出ようとする
タオルには胃液だけが じんわりと染みていた
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初兎
りうら
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初兎
初兎
りうら
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初兎
初兎
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初兎
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初兎
初兎
初兎
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初兎
りうら
りうちゃんがぼくと初兎ちゃんを なだめてくれた
少し落ち着いた頃に ぼくはベッドに寝かされた
気がつけばタオルは新しい物と交換され 念のためにと復路も用意されていた
ご飯もいつのまにか片付けられている
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と少し他人事に感じる
ぼくの様子に初兎ちゃんは 少し呆れた顔をしていたが どこか心配そうな感じもあった
りうら
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初兎
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りうら
初兎
りうら
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初兎
初兎
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初兎
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初兎
りうら
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急に泣き出してしまったぼくの背中を 2人は黙ってさすってくれた
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りうら
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初兎
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それから 眠れない理由や食べられない理由を 2人に話した
途切れ途切れで上手く 話せていたかは分からないが
2人は黙って聞いてくれた
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初兎
りうら
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初兎
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りうら
拗ねたように ぷくっと口を膨らますりうちゃん
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りうら
初兎
初兎
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りうら
りうちゃんは目を丸くして 頭にハテナを浮かべていた
初兎
りうら
初兎
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初兎ちゃんはまたため息を吐き ぼくの頭にポンと手を置いた
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初兎
初兎
りうら
初兎
初兎
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また自然と涙が溢れてきた
りうら
初兎
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りうら
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初兎
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りうら
初兎
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りうら
初兎
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初兎
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りうら
初兎
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もう1人じゃない
もう何も怖い事はない そう思うと心がスッと晴れた気がした
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
こまたろ
コメント
12件
全ての作品を見させていただきました🙇🏻♀️՞ フォロ失です!
続き待ってます
いむくーんかわちぃりうちゃん最年少なのに一番大人なのオモロい笑笑