奏斗です。
奏斗
【……優菜、怒ってんのかな。
好きな人怒らせるとかどうかしてんだろ俺。
俺は、ただ、2人じゃ気まづくて、嫌われたくなかっただった。よし!】
好きな人怒らせるとかどうかしてんだろ俺。
俺は、ただ、2人じゃ気まづくて、嫌われたくなかっただった。よし!】
教室に向かう。
優菜の方に向かって行く。
奏斗
なぁ、優菜。
優菜
何?
いつもと違う。うん、怒ってる。
奏斗
あのさ…
瑞穂
ねぇー!!!
優菜
どうしたの?
瑞穂
次、移動教室だから一緒に行こー!!
優菜
うん、良いよ!
瑞穂
よし!
行こ!
行こ!
優菜
うん、でも、少し待ってくれる??
瑞穂
ほーい。
優菜
奏斗、何?
奏斗
いや、いいわ。
優菜
…あーそう。
優菜
……
奏斗
……
瑞穂
優菜、行こ!!
優菜
うん、行こっか!
やっぱり無理だ。幼なじみに面と向かって謝るのは。
奏斗
はぁ…
美月
ねぇ、奏斗くん、どうしたの??
奏斗
ん?いや。
美月
そう?あのさ、一緒に移動教室行こう?
奏斗
あー、うん。