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nk

……「なにこれ…メモ?」

「僕が手を貸してあげるよ」

nk

……

shk

おい なんかあったのか?

nk

……なんでもない…

nk

……「またメモ……」

「苦しみたければ 苦しく、 楽のがいいなら 優しく、 __お好みの方法を選んであげる」

nk

……

shk

……

nk

……「まただ…」

「ねぇ、どんな殺され方をしたい?」

shk

……さっきから立ち止まってるのはなんだよ…

nk

……

nk

「殺してあげる」ってメモに書いてるんだ…

shk

………

shk

チッ…

shk

?あれか?

shk

あれをどうするんだ…

nk

分からないけど…あそこに行って 沈んでるくぼみにたっていてほしい…

shk

この水の中に?

nk

……嫌なら…別に……

shk

おい…俺は行かないとは言ってないから!!

shk

お前と違って 俺はここで殺されるのはまっぴらなんだよ!!

shk

だいたい さっきから黙りこくって……

shk

とにかく!! 勝手に死のうとも、殺されようとも考えるな!! 俺がここから出れなくなるのは困るんだ!!

nk

……でも、本当にお前は俺を殺してくれるのか? 俺、つまんないから…

shk

……

nk

……

shk

そもそも…死にたいんだったら なんでお前で死なないんだ?

nk

……自殺はダメだから…

shk

はぁ? なんでだよ?

nk

……神様が…そう仰ったから…?

shk

俺に聞くなよ…

nk

だって…俺もよく分からない…でも神様が言うならそうなんだ……許されない…

shk

へ〜…神様がなぁ……

shk

なら、俺に殺される努力をしろって言うんだ

nk

どうすれば……?

shk

役に立てってことだよ

shk

そんで 殺されたいなら面白くしろよ こう…怒ったり 泣いたり__

nk

…? 怒ったり、泣いたり……?

nk

………

shk

……

shk

表情の筋肉つーか……もうお前 死んでるんじゃないのか?

nk

……??

nk

……生きてるから殺してもらいたい

shk

あー 分かった分かった…じゃあ ほら、笑ってみろよ

nk

……笑う…

nk

………ニコッ…

shk

……

nk

……?

nk

どう…?

shk

……目が死んでる…

nk

…ダメか……

shk

しょうもないことに時間使ったな…

shk

おい あそこに乗ればいんだな?

shk

お前も早く行けよ!! こっちは水の中で冷たいし気持ち悪いんだ

nk

……うん

nk

さっきのくぼみの所に行って、俺もその上に乗ってみないと

nk

……またメモ…

「戸惑う事は何もないよ 分かるでしょ? 僕と君の望みはピッタリなんだから!!」

nk

………

nk

………

「君の望みを叶えてあげる でも僕にも望みはあるんだよ」

nk

……

nk

…………

「出来れば君の方から身をあずけて欲しいほら、だって"両想い"っていいよね」

nk

………「何回目なんだ…」

「僕は君の事よくわかるよ!! 君は死にたいんでしょう?」

nk

……

「ねぇ だから___ "yes"と答えて」

カチッ

nk

……開いた…

nk

……

ガチャ

shk

……くっそ いつまで水の中いればいいんだ…

カチャ

shk

なんか 足の下が鳴ったな

shk

………

shk

分かんないけど もういいだろ

shk

あいつ 今頃うまく進めてんだろうなぁ…?

shk

とりあえず さっきあいつが入って行った隙間に戻るか

shk

電気 悪いな…

shk

電気くらい ちゃんとしろよ…

shk

……まだ、戻ってないな…

shk

この奥どうなってるんだ?

shk

あいつ…このまま逃げたり……いや 逃げるのはないか…

shk

ってか…なんだあいつ……逃げないし 表情一つ変わらないし…

shk

殺すにしたって あんなつまんねぇ顔じゃなぁ…

shk

……まぁ

shk

さっきのは目が死んでなかったら 悪くない顔もしてたんだけど…

shk

あぁ!! イライラしてきた!!

ジィ…

shk

……またかよ…

shk

うわっ?! まじかよ…

shk

真っ暗だな……

shk

……誰だ

__この墓荒らし

shk

……はぁ?

br

やぁ、シャケ!!

br

せっかく 君のお墓まで用意してあげたのに、自分の墓さえ荒らすなんてどうかしてるよ…

shk

……それにしては 俺の墓はかなりお粗末じゃないのか? なぁ!?

shk

……チッ…

br

ごめんね!! 君の分は急だったか…その墓穴も掘りかけなんだよ…

br

でも 墓穴はそのままでいいよね 君にはピッタリだよ♪

shk

……先にお前の墓を作ってやろうか?

shk

……!!

br

__それに…君よりあの子のお墓を早く作りたいんだよ? 僕ね……一目惚れなんだ〜♪

br

いつもいつも、他の人が殺した 死体のお墓ばっかり作ってて、 最近ちょっとつまんなかった…

br

お墓を作るのは好きだけど、中に入れる人間が愛おしくない…そんなの……美しくない…

br

でもあの子には 僕の理想のお墓を作ってあげたいんだ!!

br

多分ね…歳も近いと思うし……何より 彼の気持ちを分かってあげられる!!

br

想い想われ…両想い!! 一方的なぐちゃぐちゃの死体よりもずっと綺麗なはずだよ?

br

あぁ…彼が望むなら……ぐちゃぐちゃでもいいんだけど♪

shk

気色悪い事言ってんじゃねーよ……

br

何が?……僕の美学と彼はきっとピッタリだよ? 君よりね!!

br

だから 僕があの子を殺すんだ

shk

ガキが…調子乗りやがって!!

shk

チッ…暗いな!!

shk

クソが……

shk

?!

shk

あいつ…

shk

おい!! 戻ってこい!!!!

ワイテルズ〜殺戮の天使パロ〜

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コメント

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ぶるくんが……狂ってる……可愛ええ(きも) あぁ……〇戮の天使見た事あるからこれからぶるくんがどうなるか予想つくわ……ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"(うるさい)

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