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未来が俺を待っている。1

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未来が俺を待っている。1

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2018年06月09日

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昨日、目の前で好きな人を失った。

あいつが車にひかれるのを、阻止出来なかった。

助けに行ったのに、

間に合わなかった。

哉太

なんで俺、足が動かなかったの?

哉太

なんで俺、あいつを守れなかったの?

哉太

なんで、なんで、なんで、なんで?

哉太

なんでなんだよ。

哉太

なんであいつなんだよ。

頭が真っ白になっていて、今日は学校を休んだ。

ご飯を食べようとしても、喉をご飯が通らなかった。

一旦眠ろうと思っても、寝れなかった。

きっと。眠れていても、悪夢を見て、すぐ起きるだけだ。

哉太

あいつは、車にひかれて、意識を失う前、一言言った。

哉太

「まだ、まだダメだ」って

哉太

俺は、その意味が分からない。

哉太

もう、嫌だ。こんな気持ち。嫌だ。

哉太

戻ってきてくれよ。

未来

かな、た。

哉太

え!?この声は、

哉太

み、く?

哉太

どうして。なんで。

いるはずのない。あいつの声が。

聞こえる。

未来

かな、た。

哉太

まただ。

哉太

これは、なんなんだ。

哉太

俺は、おかしくなったのか。

哉太

あ、はは。あはは。

もう。俺は、壊れてしまったんだ。

もう、なおんない。

未来

哉太!

いないはずの未来の声。

次回、声の正体は?

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