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コメント
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こんにちは
2日連続投稿です
こちらは実在する病気について 創作したものです
それではいってらっしゃいませ
※誤字・脱字注意です
黄side
黄宅にて
紫
紫
赤
赤
僕の名前は黄
友達の赤と紫くんでお家でお話会をしていたんだけど…
皆自分の彼氏だったり 恋人の話ばっかり!
でも僕はそんなに”恋”というものに 興味が持てませんでした。
なぜなら…
僕はおそらく30年くらいしか生きることのできない 難病にかかっているからなんです。
病名は“嚢胞性線維症”
聞いたことない病名ですよね。
嚢胞性線維症とは， 内臓各器官の分泌液の粘り気が強くなってしまう難病で，
分泌液が各器官で詰まってしまい 呼吸困難などを引き起こしてしまう
日本では症例がほとんどなく， 非常に珍しい遺伝子疾患だけど，
アメリカ人の白人では 約3300人に1人の確率で発症すると言われている。
僕のこの病気は生まれて数日後の遺伝子テストで判明しました。
黄まま
医者
黄ぱぱ
病気で迷惑をかけることになるし， 早く死んでしまう僕を好きになる人なんているはずがないし…
赤
黄
黄
そんな思いから自然と僕の頭の中から
“恋愛”と言う文字は消えていった
そんなある日，いつものようにパソコンを見ていると…
黄
信じられない記事を見つけた
掲示板にて
『私の息子は青といいます22歳です。 難病”嚢胞性線維症”を患っていて 毎晩酷い咳に襲われ，元気がありません。 生きる希望をなくしてしまっています。』
僕と同じ病気で悩んでいる人がいるんだ!
同じ境遇の人がいると分かっただけで， 僕には希望が湧いてきた
同じ病気にかかっている僕なら この人の相談に乗ってあげれるんじゃないか?
そう思った僕はメールを送ってみた
返信 『初めまして。黄と申します。 20歳の専門学生です。 実は僕も嚢胞性線維症の患者です。 何か力になれないかと思い， メッセージをお送りしました。』
すると数日後…
なんと青さん本人から返信が来ました。
『初めまして青です。 母の日記を見てくれてありがとうございます。 まさか僕と同じ病気にかかっている人がいるとは思いませんでした。 連絡をしてくれてありがとうございます。』
それ以降青さんとは頻繁にメールを送り合う仲になりました
お互いの家族のことや学校であった出来事等…
同じ病気で苦しんでいるからこそ，理解し合える 僕は彼から元気を貰っていました。
そしてついに，
『おはよう!色々考えてみたんだけど… もし良かったら今度会わない? 黄くんとは直接話したいんだ。』
僕にとってこのメッセージはとても嬉しい誘いでした。 この時僕はもう，青さんに惹かれ始めていたのです。
青さんと会えることで気持ちが舞い上がった僕は， 主治医にこの事を話してみた。しかし…
医者
医者
医者
黄
何故か激しく止められたのです。 主治医によると，
青さんは “バークホルデリア・セパシア菌”に感染しているというのです。
セパシア菌は健康な人にとっては何の問題もない菌。 しかし，嚢胞性線維症の患者に限っては セパシア菌の肺感染症を起こしやすいというのです。
もしも肺感染症を起こしてしまうと， これに効く薬はなく，
その後5年以内に死に至る
そしてセパシア菌は触れただけでも移る可能性がある。
嚢胞性線維症に感染するだけでも稀なケース
その上にセパシア菌にも感染している青さんは， お医者さんの中では有名だったのです。
黄
黄
黄
現実は残酷だった
今日お医者さんに言われた事を家族に全て話したが，
黄ぱぱ
黄ぱぱ
黄ぱぱ
黄
両親にも止められてしまった。
青さんに会ってはいけない… それは分かってはいたけれどｯｯ…
僕にとってこれはきっと最初で最後の恋
青さんに会うのを諦めれば僕は長く生きられるかもしれない… でも，その人生って幸せなの?
そう思うと僕の答えは1つしかなかった。
黄
黄
家族にも，主治医にも内緒で僕は彼と会う約束をしました。
約束の場所に行くと，彼は1人で待っていた。
黄
黄
青
青
彼はとても素敵な方でした。 会ったことにより，彼を心から
“好き”になってしまいました。
黄
青
青
黄
僕たちは出会ったばかりなのに… 触れ合ってはいけないのに…
引き寄せられるように淡いキスを交わした。
例え人生が短くなったとしても 僕は青ちゃんと共に過ごしたい。
そしてその2年後
僕たちは大勢の友人や家族に見守られて結婚式を挙げました
僕たちの選択は間違ってなかった そう思える幸せな瞬間でした。
結婚式から3年後…
僕たちは同じ病院で同じタイミングで息を引き取りました
青ちゃんと交わったことで僕の人生は短くなったかもしれない
しかし彼と過ごした時間はかけがいのない幸せな時間でした ありがとう青ちゃん
⌘〜END〜⌘
主
主
主
主
主
主
主
主
120タップありがとうございました。
