テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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第5話 - 晏華

2025年01月02日

#ぬっしー

#オリキャラ

#ファンタジー

#一次創作

#過去編

ゆっくりんぼーダンス

晏華(5)

お父さんとお母さんは研究員で、私は研究所で育った

晏華(5)

研究所には怖い動物や得体の知れないものが沢山いて

晏華(5)

その中で私は育った、最初は慣れなかったけど

晏華(5)

ちょっとずつ慣れてって、怖いものはあまり無かった

晏華(5)

お父さんとお母さんは忙しそうで私に目をくれなかった

晏華(5)

でも、唯一私に目をくれる時があった

晏華(5)

お、お父さん？お母さん、？前見えない、なんで私椅子に座ってるの？

アナウンスお母さん)大丈夫よ晏華すぐ終わるからお父さん)終わったらお喋りしような

晏華(5)

う、うん！

ﾋﾞﾘｯ

晏華(5)

え？(い、今痺れた)

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ⚡️(電気椅子)

晏華(5)

いやあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙！！！！

晏華(5)

いだい！おどうざん！おがァあざん！やめで！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ⚡️(強まる)

晏華(5)

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙！！！！

2時間後

晏華(5)

、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お父さん

ﾌﾟｽｯﾁｭｰｯ、、、(注射を刺す

晏華(5)

ん、、、おとう、さん？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お母さん

お疲れ様、晏華ｽｯ…ﾖｼﾖｼ(抱き上げて頭を撫でる

晏華(5)

うん、うんいだがったﾎﾟﾛﾎﾟﾛｷﾞｭｯ

お父さん

晏華偉いぞﾖｼﾖｼ

これからも頑張ろうな

晏華(5)

、、、え？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

晏華(5)

それから毎日のように電気を流された

晏華(5)

お父さんに何を注射されてるか聞いても答えてくれなかった

晏華(5)

なんだか体がだるい、痛い、、、

晏華(5)

なんでこんなことするの？

晏華(5)

私、どうなっちゃうの、、、？

晏華(5)

お父さん！ヤダ！ここ、なんか嫌だ！

晏華(5)

怖い！行きたくない！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お父さん

言うことを聞きなさい！すぐ終わるから！

晏華(5)

わたし怖いの嫌い！暗いところ、嫌！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お母さん

晏華！！

晏華(5)

ﾋﾞｸｯお母さん、ヤダ、、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お母さん

大丈夫、大丈夫だから、、、ね？

晏華(5)

、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お父さん

すぐ終わる、だから終わったらお喋りしような？

晏華(5)

、、、うんﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お父さん

偉いぞﾖｼﾖｼ

お母さん

頑張ってね！

晏華(5)

うん、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾄｺﾄｺ

お母さん

どう？

お父さん

上手く行きそうだ

お母さん

そう、良かったわ

晏華(5)

どこまで続いてるんだろ、ﾄｺﾄｺ

？？？

おい

晏華(5)

ひっ、だれ？

？？？

俺の縄張りに無断で入って、お前こそ誰なんだ

晏華(5)

ごめんなさい、知らなくてﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

？？？

あ？知らなかったらなんでも許されるわけねぇだろ！

晏華(5)

ﾋﾞｸｯごめんなさいごめんなさいﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

？？？

泣くなよめんどくせぇ

晏華(5)

な、泣いてないﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

？？？

自覚ないのかよ？泣いてるぞｸﾞｲｯ(前髪を持ち上げる

晏華(5)

持ち上げないで！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

？？？

あ？、、、お前痛くねぇのかよ

晏華(5)

え、、、？何が、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

？？？

、、、前髪持ち上げられてんのに痛くねぇのかよ

晏華(5)

痛くない、いつもビリビリってなる椅子に座ってるから、、、

？？？

、、、ふーんｽｯ…(離す

晏華(5)

わっ、ﾄﾞｻｯ

？？？

お前、名前何ｽﾄﾝ(しゃがむ

晏華(5)

あ、晏華、、、

？？？

ふーん、、、

晏華(5)

あなたの、お名前は？

？？？

俺にんなのねぇよ

晏華(5)

なら私決める！

？？？

は？意味わかんねぇ

晏華(5)

んっとねぇ、、、

？？？

勝手に考えんな！

晏華(5)

レギン！

？？？

話聞け！！

晏華(5)

名前ないのやだじゃん！なんて呼ばれなきゃいけないかわからないじゃん！

？？？

なくたって不便じゃねぇよ

晏華(5)

私は名前呼びたい！

？？？

、、、変なやつ

晏華(5)

えへへ、、、

レギン

お前なんでここ来たんだよ、研究員の奴らが用意した場所だぞ

晏華(5)

そうなの？お父さんとお母さんがここに連れてきてくれた

レギン

、、、なんて言われて？

晏華(5)

な、何も言われてない、、、

レギン

クズかよﾎﾞｿｯ

晏華(5)

え？

レギン

んでもねぇよ、、、

晏華(5)

レギン、黒で覆われて見えないけどお身体あるの？

レギン

んなの俺にねぇよ

晏華(5)

そっかァ、、、お身体ないから出られないの？

レギン

まぁ、、、そうだな

晏華(5)

出たい？

レギン

出たいっての！

晏華(5)

なら私のお身体あげる！

レギン

はぁ？馬鹿言うな、お前の体に入ったら実験体にされる！

レギン

そんなのごめんだっての、、、

晏華(5)

な、なら！私が死んだらお身体あげる！

レギン

おま、何言って

晏華(5)

それまで私の中にいて！1人は寂しいし、次いつ会えるか分からないもん！

レギン

、、、

レギン

じゃあねぇな、、、

晏華(5)

！ありがとう！✨️

レギン

(-_-.::..:..ｻﾗｻﾗ

晏華(5)

消えてってるよ、？

レギン

心配すんな中に入るだけだ

晏華(5)

レギン、？レギン？

いるってのうるせぇな

晏華(5)

どこ？どこにいるの？

お前が中入れつったから入ったんだろ

晏華(5)

、、、姿見えないの寂しい

夢の中で会える、泣くな泣き虫

晏華(5)

泣いてないもん、

たく、、、早く戻れ

晏華(5)

うん

晏華(5)

お父さん、お母さんﾀｯﾀｯﾀｯ

お父さん

、、、おかえり

お母さん

晏華、お疲れ様

晏華(5)

ただいま！

お母さん

戻ろっか

晏華(5)

うん！

ここからだった

私の地獄は、、、

晏華(5)

なんで私、ここに閉じ込められてるんだろ

晏華(5)

寒い、怖い、、、

晏華(5)

お父さんとお母さんに会いたい、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

晏華(5)

もうやだﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ｶﾞﾁｬｯ

晏華(5)

ひっ！ﾋﾞｸｯ

博士

怖がらなくてもいい、大丈夫だよ

晏華(5)

え、？誰？ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

博士

博士、とでも呼んでいいよ

博士

安心して、何もしないおいで

晏華(5)

、、、ﾄｺﾄｺ

博士

偉いね、よく頑張ったよ君は凄く強い子だねﾖｼﾖｼ

晏華(5)

！、、、うぅﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

博士がいたから痛いことも辛いことも怖いことも

全部全部耐えれた

博士は私の親代わりのような人だった

晏華(13)

博士、呼び出してどうしたの？

博士

実は見せたいものがあってな

晏華(13)

見せたい、ものですか

博士

おいで"シノア"

シノア

コンニチハ、シノアとモウシマス

その時私は気づいた

晏華(13)

(あ、勝てない、、、)

博士

シノアに言葉を教えてあげて欲しいんだ

博士

どんな言葉を教えていいのか、私にはよく分からなくて

晏華(13)

いいですよ、わかりました

博士

ありがとう

シノア

アリガトウゴザイマス

晏華(13)

、、、(複雑だな)

壊すか？

晏華(13)

(大丈夫、博士を困らせたくない)

いつでも言えよ

晏華(13)

(ありがとう)

晏華(13)

(ここで私もよく勉強したなぁ)

シノア

マスター

晏華(13)

ん？

シノア

博士ハドウイウカタデショウ

晏華(13)

あの人は優しくて心の広い人だよ

シノア

ヤサシイ、ココロノヒロイヒト、、、

晏華(13)

今のあなたにはまだ分からないと思うよ、いつかわかるよ

シノア

、、、

シノアに言葉や文字を教えるのは意外と大変じゃなかった

アンドロイドだからか覚えが早くて楽だった

でももう平穏は終わり

晏華(13)

ここを離れる、、、？

博士

嗚呼、、、

晏華(13)

な、なんでですか？何か、あったんですか？

博士

それは言えない

晏華(13)

！、、、わ、私も！

博士

ダメだ、連れて行けない

晏華(13)

なん、で、、、ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

博士

、、、晏華これをあげよう(レースの目隠し

晏華(13)

レース、、、？

博士

目隠し代わりにもなる、目を気にしてる君を見ていると不安になってね

博士

探して少し手を加えてみたんだ、あげよう

晏華(13)

、、、

博士

晏華、私の最後の願いだ

晏華(13)

、、、はい

シノアを頼む

晏華(13)

、、、ｺｸｯ

私は返事を出来なかった頷くだけしかできなかった

こんな時までシノアにヤキモチを妬いてしまうなんて、、、

私は変わる "あの子"のために、、、

博士のために博士が私に託してくれたあの子を守ってみせる、、、

シノア

マスター、今日のお勉強は

晏華(13)

は？自分で考えて

シノア

マス、たー、、、

晏華(13)

ﾁｯ、、、ﾄｺﾄｺ

晏華(15)

ちょっと！！シノアをどうするつもり？！

研究員

うるさい、お前も手伝え

晏華(15)

はぁ？手伝うわけないでしょ！博士は私にシノアを託したのよ！

研究員

そんないないやつのことに何必死になってるんだ

晏華(15)

必死になるに決まってるでしょ？私は、、、！

お父さん

晏華

晏華(15)

、、、父さん

お母さん

お願い晏華、シノアを譲って？

晏華(15)

何をされようとしようと私は譲らない！

晏華(15)

シノアは私が守る！

お父さん

現実を見ろ晏華、、、

お母さん

そうよ、それに

あの人なんてここの裏切り者よ

晏華(15)

は、、、？

お父さん

そういうことだ、あんな得体の知れないアンドロイド安全かわからないのに

お父さん

放置などしていられない

晏華(15)

得体の知れないアンドロイドって、、、

晏華(15)

得体の知れないのはそっちでしょ？！

晏華(15)

昔から私に変なことさせて、何したいわけ！

晏華(15)

危険なのはそっちでしょ！

お母さん

晏華、、、

晏華こいつら殺そうぜ

晏華(15)

、、、

シノア

マスター、、、

晏華(15)

シノア、なんで出来たのよ！

シノア

マスター私は行きます

晏華(15)

は？

シノア

私はマスターを守りたいです

晏華(15)

勝手に決めないで！そんな力ないくせに、、、！

研究員

その力を入れるのが我々の仕事だ

晏華(15)

うるさい！シノアにそんな力いらないわよ！

シノア

マスター許してくださいﾄｺﾄｺ

晏華(15)

ちょ、シノア！！

お父さん

晏華お前はこっちだ、手伝ってもらうｸﾞｲｯ

晏華(15)

離して！触んないでｯ！

お母さん

晏華！

晏華に触れるな！！

グシャッ！！(晏華の親が粉々になる

晏華(15)

、、、え？

研究員

お前！やっぱり"あの力"を持ってたのか

研究員

忌々しい、だから放置するなと言ったのに

晏華(15)

、、、

シノア

マスター、、、

研究員

晏華お前はこっちに来て準備をしろｸﾞｲｯ

晏華(15)

、、、ﾄｺﾄｺ

研究員

アンドロイドお前はこっちだﾄﾞﾝｯ

シノア

はい、、、

晏華(15)

無理だ、私には、、、

晏華(15)

博士の、博士が大切にしてたあの子を、、、

晏華(15)

変えてしまった、、、

晏華(15)

私がもっと、もっとしっかりしてれば、、、

レギン

晏華

晏華(15)

、、、レギン

レギン

あいつらを殺してここを潰そう

晏華(15)

、、、大丈夫、まだやれる

レギン

、、、そんなことしてたら、すぐ死ぬぞ

晏華(15)

いいんじゃない、？死んだら、あんたが体を早く貰うだけだし笑

レギン

、、、馬鹿だな

晏華(15)

ふふ、、、笑

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晏華さんの過去はなんか残酷だなと思ってしまった… 吉祥天)、、、(なんで俺が呼ばれたんだ？)

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