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騒然とする川、ここの川は見た目に反してかなり深く子供なら簡単に溺れてしまう
そんな中、川には1人の少年が溺れていた
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そしてそれに気付いた少女は突然川に飛び込んだ
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周りの大人は突然飛び込んだ少女に怒鳴る
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しかし少女は器用に泳ぎ少年を助けていた
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投げ渡されたロープを掴み少年と少女は助かった
これは今から4年前の話である
奏斗
奏斗
水槽に張り付くように見ている男の子、その隣では長髪の女の子
円日
奏斗
奏斗
円日
円日
奏斗
奏斗
円日
円日
奏斗
円日
少女は1人ため息を吐く
円日
円日
円日
少女はクッションを抱き締めながら呟く
円日
円日
円日
円日
円日
そういうと少女は電気を消し、ベッドで眠りについた
ざわざわとした教室
しかし今日は少し違った
胡桃
転校生が来たのだ
円日
円日
円日
奏斗
奏斗
円日
奏斗
円日
奏斗
円日
奏斗
円日
奏斗
胡桃
奏斗
胡桃
胡桃
奏斗
胡桃
奏斗
奏斗
胡桃
奏斗
胡桃
奏斗
円日
円日
円日
円日
ぽろぽろと目から溢れてくる水は直ぐに服の袖に拭き取られて消えてしまう。
だから皆が彼女の涙に気付かなかった
円日
誰にもバレていないとはいえ、この歳で学校で泣くのは恥ずかしかった
円日
奏斗
円日
奏斗
円日
奏斗
円日
奏斗
円日
奏斗
奏斗
円日
円日
円日
円日
円日
円日
朝の、遅い時間、1人うずくまる少女は誰にも見て貰えずに居た
円日
円日
円日
円日
円日
円日
円日
そう言って少女は、1人、落ちていきました
風が小さく吹いた
海に取り憑かれ、叶わない恋を追い続けた少女
人魚姫だとも魔女だとも思われなれなかった少女
その落日
彼女は泡になった
泡になり何処までも遠い、人間が立ちうる場所から最も遠い地点に愛された彼女は結局
生きる事を踏み越え誰の手も届かない【あちら側】へ到達してしまった
それが本当に価値のあることなのかはきっと、私達の誰も判断出来ないだろう
ただ、潮の匂いの混じる風だけが、全てを知り、全てを見下ろしていた
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