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あれから、1ヶ月が経った。
パソコンの前に座る。
機材を見るのが少し、怖く感じた。
あっきぃ
深呼吸。
まだ、初めていない。
あっきぃ
震える手で、配信を開始した。
あっきぃ
久しぶりの自分の声は、少しだけ弱かった。
コメントが一気に流れ始める。
「おかえり」
「待ってた」
「大丈夫?」
その中に、少しだけ混ざる。
「逃げてた人だw帰ってくんなよ」
あっきぃ
一瞬、言葉に詰まる。
でも、目を逸らさなかった。
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
指先が少し震える
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
少し間が空く
あっきぃ
あっきぃ
小さく笑った
あっきぃ
あっきぃ
コメントの流れが少し変わる
「いいんだよ」
「それでいい」
「無理すんな」
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
一瞬の間
でもすぐにコメントが埋まる。
「いいに決まってる」
「それがいい」
「そのままでいて」
あっきぃ
あっきぃ
少しだけ、肩の力が抜ける
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
ほんの少しだけ、いつものトーンに戻る。
あっきぃ
あっきぃ
一瞬だけ言葉を区切る
あっきぃ
コメント欄は、優しい言葉で溢れていた。
画面のむこうで、ペンライトを振る人はまだ少ないかもしれない。
また、辛いことがあるかもしれない
でも…優しいメンバーと今日、ここに来てくれた人がいる。
それで十分だった。
どんなに辛い事があっても苦しい事があっても乗り越えられる
そう思った、
あっきぃ