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五月 柊(さつき しゅう)

送ってくれてありがとー

五月 柊(さつき しゅう)

兄貴

五月 るい (兄)

どういたー

五月 るい (兄)

てか5時集合は聞いてないって

五月 柊(さつき しゅう)

それはごめん笑

五月 るい (兄)

まぁ楽しんでこいよー

五月 柊(さつき しゅう)

うん!

五月 柊(さつき しゅう)

ありがと

五月 るい (兄)

お土産買ってこいよ

五月 柊(さつき しゅう)

分かってるって!

五月 るい (兄)

ばいばーい

五月 柊(さつき しゅう)

フリフリ

五月 柊(さつき しゅう)

はー

五月 柊(さつき しゅう)

(5時はないわ)

もう今日が来てしまった。 正直あんま行きたくない。けどせっかく誘ってもらったんだし楽しもう

佐藤 律(さとう りつ)

I˙꒳​˙)

佐藤 律(さとう りつ)

しゅう

佐藤 律(さとう りつ)

さっきの人誰?

五月 柊(さつき しゅう)

ビク

五月 柊(さつき しゅう)

おはよ^^

佐藤 律(さとう りつ)

おはよ

五月 柊(さつき しゅう)

佐藤 律(さとう りつ)

五月 柊(さつき しゅう)

、、(きまず)

佐藤 律(さとう りつ)

5時集合はマジで聞いてない

五月 柊(さつき しゅう)

ほんとに

五月 柊(さつき しゅう)

テンション下がったわ

佐藤 律(さとう りつ)

わかる

佐藤 律(さとう りつ)

3日もあるんだしもっとゆっくりでいいよね

鈴木 詩音(すずき しおん)

あっ!

鈴木 詩音(すずき しおん)

柊と律だ!

鈴木 詩音(すずき しおん)

おっはよー!

高橋 昂(たかはし こう)

おはよー!

五月 柊(さつき しゅう)

おはよ

鈴木 詩音(すずき しおん)

てか今日もう!

鈴木 詩音(すずき しおん)

修学旅行ー!

鈴木 詩音(すずき しおん)

フゥー!

鈴木 詩音(すずき しおん)

テンション上がる!

高橋 昂(たかはし こう)

それな?

鈴木 詩音(すずき しおん)

まじで楽しみ

鈴木 詩音(すずき しおん)

なにしよう

鈴木 詩音(すずき しおん)

なにする?!

五月 柊(さつき しゅう)

テンションたか

このテンションにあと3日ついていけるだろうか。

佐藤 律(さとう りつ)

それな

先生

あー

先生

マイクテストマイクテスト

先生

ヴヴン

先生

みんな集まりましたか?

先生

もう出発するので

先生

クラスごとに班で並んでください!

暗いけど気にしないで

高橋 昂(たかはし こう)

てか席決めてなくね?

鈴木 詩音(すずき しおん)

俺窓側ー

佐藤 律(さとう りつ)

柊の横

五月 柊(さつき しゅう)

(ん?ん?)

五月 柊(さつき しゅう)

(まじか、嫌われては無い?)

高橋 昂(たかはし こう)

おっけー

五月 柊(さつき しゅう)

窓側座っていいよ!

佐藤 律(さとう りつ)

ありがと

鈴木 詩音(すずき しおん)

あーあ

鈴木 詩音(すずき しおん)

窓が良かった

高橋 昂(たかはし こう)

へっ

高橋 昂(たかはし こう)

ざまー

先生

それでは出発しまーす

先生

一旦ホテルに行って 荷物を置きに行きます

先生

眠い人もいると思うのでボリュームは控えめで

先生

昼の移動は騒いでいいので!

クラスメイト

了解でーす

バスが発車して少し経った頃。 エンジンの振動とクラスメイトのざわめきが、だんだん心地よいBGMになっていく。

文庫本を開いた。 ――話しかけるべきか、黙っているべきか。 ちょっとだけ、迷っていた。

普段の僕なら、迷わず読書に集中してただろう。 でも今日は、少し違った。

同じ班。 同じ部屋。 そのスタートの時間が、なんとなく――もったいない気がした。

ちらりと横を見ると、佐藤くんは窓の外を眺めている。 いつもより、静かだ。 教室ではもっと楽しそうに話してたのに。

気づけば、口が勝手に動いていた。

五月 柊(さつき しゅう)

……佐藤くんって、もっとしゃべる人かと思ってた

佐藤 律(さとう りつ)

え?

少し裏返った声で帰ってきて思わず笑いそうになった

五月 柊(さつき しゅう)

いや、なんか……いつも楽しそうに話してるイメージだったから。
バスの中でも盛り上げるタイプかと思った

佐藤 律(さとう りつ)

それは、まぁ。周りが騒がしいから黙ってるだけ、みたいな?

五月 柊(さつき しゅう)

ふふ、そっか。えらいね

俺なりに結構本気で褒めたつもりだったけど、少し呆れたのと照れたのとって感じで、苦笑された。

佐藤 律(さとう りつ)

いや、笑

佐藤 律(さとう りつ)

偉くは無いでしょ笑

笑顔がもっと見たいと思い、俺はパッと本を閉じた

五月 柊(さつき しゅう)

せっかくだしちょっと話そうかなって

佐藤 律(さとう りつ)

え、本読まなくていいの?

五月 柊(さつき しゅう)

佐藤くんと話してる方が面白いかもって

五月 柊(さつき しゅう)

もちろん佐藤くんが嫌じゃなかったら

佐藤 律(さとう りつ)

嫌なわけないじゃん

すぐに返ってきた言葉は、思ったよりもまっすぐだった。

驚いて横を見ると、 佐藤くんは少し笑って、こっちを見ていた。

佐藤 律(さとう りつ)

むしろ話し掛けてくれてめっちゃ嬉しかった

五月 柊(さつき しゅう)

ほんとに?

思わず聞き返してしまった

佐藤 律(さとう りつ)

ほんとだよ

照れたように笑う

佐藤 律(さとう りつ)

実は

五月 柊(さつき しゅう)

佐藤 律(さとう りつ)

あ、

佐藤 律(さとう りつ)

やっぱ嫌なんでも

佐藤 律(さとう りつ)

また今度言うわ

五月 柊(さつき しゅう)

五月 柊(さつき しゅう)

めっちゃ気になるんだけど

佐藤 律(さとう りつ)

こんど!

佐藤 律(さとう りつ)

絶対言うから!

五月 柊(さつき しゅう)

もー

修学旅行、君が近すぎる

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