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若狭
おい、待てや
若狭
無視すんな
若狭
ちっ、はぁ〜
〇〇
なに！しつこいな！
ドン
〇〇が振り返った瞬間に〇〇の腕を引き股ドンする
〇〇
ﾎﾟｶｰﾝ
若狭
俺より仕事のが大事？
〇〇
へ？
若狭
聞いてんの
〇〇
え、あ、う……ん
若狭
ﾁｯ……俺の方が大事だって思わせてやる
〇〇
無理だ……よ？
グイ
〇〇が気に食わないことを言うと足をあげていく
〇〇
ﾋｬ
若狭
可愛い声も出すんだな
〇〇は恥ずかしがると顔が赤くなりそれを見られたくない意思で顔を手で隠そうとする
それを面白がって〇〇の手をどかそうとする
〇〇
ちょ、ちょっと……
若狭
あ〜？
〇〇
そろそろ足どけてよ
若狭
どこから？
〇〇
は？？
〇〇は顔逸らしそっと口を開ける
〇〇
ま、股から……
若狭
聞こえねぇ
ニヤニヤしながらからかう様子で言う
〇〇
は、ん〜っもうっ！！
〇〇
ま、また！股から！どけて！
若狭
((股ドン使えるな
若狭
はいはい
グイ
〇〇
ﾋｬ
〇〇
は、はぁ……
パタ
安心するとスっと腰から力が抜けて座り込んでしまう
そして自分の腕を見ると腕時計に目が行くと
〇〇
はぁぁぁ……
〇〇
仕事早く行かないと…
若狭
じゃーな
腰を抜かしている〇〇をほって部屋に入ろうとする
若狭
あ、そうそうお前スカート見といた方がいいぞ〜
〇〇
え？スカート？
パタン
〇〇
あ、ちょ……
〇〇
ス、スカート？
スカートの後ろを見ると下の方からやぶれていた
〇〇
え？！
〇〇
最悪……
〇〇
スカート新しいの買わないとじゃんか……
〇〇
先に職場に連絡しないと
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
上司「はい〇〇〇〇会社です」
〇〇
あ、〇〇です
上司「〇〇か？お前何してるんだ」
〇〇
えっと……スカートがやぶれてしまって今注文したのでそのうち届くと思うのですが
〇〇
届くまで家仕事でもいいでしょうか？
上司「分かったお前が居なくてみんな忙しいんだ、さっさと来いよ」
〇〇
分かりました
〇〇
すいません
〇〇
これで失礼します
プープープー
ドスドス
〇〇
ん？外から変な音が
〇〇
私の所じゃなさそうだけど
〇〇
……まさかね…
〇〇
ちょっと除くぐらいなら
〇〇
チラッ
蘭
調子乗ってんじゃねぇぞてめぇ
若狭
あ？ふざけんなよてめぇら
竜胆
こっちから取り立てに来てやってんのに何その態度
若狭
だから俺は無理だっつってんだろ
蘭
拒否権ないんだよ〜ごめんね？
〇〇
あ、あの人……大丈夫かな
竜胆
黙ってうちの組に入っとけばいいんだよ
若狭
あ？なんだそりゃ
〇〇
組？なんなんだろ……
蘭
んでそこの女はいつまでこっち見てんの？
〇〇
あ、バレてた
若狭
まぢかよ
竜胆
ふーんこいつお前の女なの？
若狭
まぁそんなところだ
蘭
そこの女出てこーい
〇〇
……
〇〇
な、なんですか
竜胆
兄貴いい事思いついた〜
蘭
んー？
竜胆
((コソコソ
蘭
なにそれ最高〜
〇〇
な、なに
若狭
きめぇやろうだな
蘭
お前の女俺らにくれんならもうここには来ねぇよ
竜胆
おーこれも拒否権ないけどな
〇〇
は？
〇〇
そもそも私この人の女じゃないですし！
若狭
無理に決まってんだろ
蘭
お前の女じゃないなら勝手に持ってくわ
〇〇
は、はい？！
竜胆
じゃあなぁ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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