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悲劇は突然起きた。俺が高１、唯斗が中2になった頃だ
唯斗の友達
次、移動教室だってよ！行こうぜ！
唯斗
おん！いこいこ！
唯斗
(なんか、体がふわふわするな…)
唯斗の友達
んでさ、まじで面白かったんだよねぇwwww
唯斗の友達
なぁ、唯斗？きいてる？
その時だ
バタッ
唯斗が倒れた
唯斗の友達
おい！！唯斗！しっかりしろ！
その後、唯斗は病院に運ばれた
お父さん
先生！唯斗は大丈夫なんですか？！
医師
大変言いにくいのですが…。唯斗さんは急性白血病です。
医師
後、1年くらいしか生きられないでしょう。
お母さん
うそ、嘘でしょ……。ゆ、ゆいと……(泣)
お父さん
そんな…。(泣)先生なんとかできないんですか？！
医師
抗がん剤治療法ならあります。
お父さん
お願いします！唯斗を助けてやってください！
お母さん
お願いします！
医師
分かりました
裕貴
ただいまー
お父さん
裕貴、話があるから座って
裕貴
あ、分かった
裕貴
んで、話ってなに？
お母さん
落ち着いて聞いてね…？
裕貴
うん……。
俺はなんか嫌な予感がした
お父さん
唯斗が今日、学校で倒れて病院に行ったら、先生に急性白血病ってゆわれたんだ……。
お母さん
あと、1年くらいしか生きれないって……。
裕貴
嘘だろ？！
裕貴
今、唯斗は？！
お父さん
病院で入院してる
俺は、悲しい気持ちが込み上げてきて泣いた
悔しくて、悔しくて……。
裕貴
なんで唯斗なんだよ！くそぉ！(泣)
次の朝俺たちは唯斗が入院している病院に向かった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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