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𝚂𝙷𝙸𝙾𝙽。@newアイコン
コメント
1件
わあ、第2話、めちゃくちゃ熱かったですね…!一気に戦闘が始まって、それぞれのキャラの立ち位置や関係性がバチバチ伝わってきました。特にHとIの掛け合い、あの「最悪や」って返しにIのプロっぽさと距離感がにじんでて好きです。最後の「黒薔薇への資格」って展開も不気味で、続きが気になりすぎます…!
では, 3タップ後スタート
第2話「開戦」
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I side
雨音だけが響いていた。
中央には黒いケース。
その中にあるのは、裏社会の全てを変えると言われる極秘データ ――黒薔薇。
六人の視線がケースへ向く。
誰も動かない。
誰も隙を見せない。
だが。
そんな空気を壊したのはやはり H だった。
H
そう言った瞬間。
地面を蹴る。
一直線。
ケースに向かって走り出した。
I
ほぼ同時だった。
I も飛び出す。
ガキィィィン!!
鋭い金属音が倉庫中に響いた。
H のナイフ。
I のナイフ。
火花が散る。
二人の視線がぶつかった。
──────────────────
H
I
H
I
まるで戦うことそのものを楽しんでいるようだった。
一方の I は違う。
冷静。
無駄がない。
目の前の敵だけを見ている。
H
I
H
I
次の瞬間。
I が踏み込む。
速い。
鋭い。
H の首元を狙う一撃。
──────────────────
だが。
H は笑いながら避けた。
H
さらに蹴りを放つ。
I は腕で受ける。
衝撃で少し後退した。
H
I
二人の距離が再び縮まる。
誰も割って入れない。
そんな空気だった。
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S side
その頃。
少し離れた場所。
S と N も向かい合っていた。
S は相変わらず余裕そうな笑みを浮かべている。
S
N
短い返事。
S は笑った。
S
N
S
N
S は肩をすくめた。
だが油断はしていない。
N は危険だ。
静かだからこそ読めない。
感情が読めない。
何を考えているのか分からない。
S
N
S
N
その瞬間。
N が銃を抜いた。
パンッ!!
乾いた銃声。
S は瞬時に横へ飛ぶ。
弾丸が背後の鉄骨に突き刺さった。
S
N
S
N の表情は変わらない。
ただ静かに銃口を向けていた。
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Y side
R と Y は動いていなかった。
二人は中央から少し離れた場所で様子を見ている。
Y
R
Y
R はケースを見つめた。
周囲の戦況を見る。
H と I
S と N
全員が互いに牽制し合っている。
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補足⇒牽制とは 相手の行動や自由を抑制するために、にらみを利かせたり警告を出したりすることです。
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今動けば確実に狙われる。
R
Y
Y はライフルを構えた。
スコープ越しに全員を見る。
誰かが R を狙えば撃つ。
それが彼の役目だった。
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H side
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その時だった。
突然,
建物の照明が消えた。
全員の動きが止まる。
H
I
真っ黒。
何も見えない。
雨音だけが響く。
そして。
カチッ
小さな音。
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次の瞬間。
中央のケースだけが青白く光った。
全員の視線が集まる。
ケースの表面に文字が映し出される。
『黒薔薇への資格を確認します』
静寂。
誰も意味が分からなかった。
H
N
R は目を細める
S
ケースはさらに光を強める。
そして。
『最初の試練を開始します』
その文字が現れた瞬間。
建物全体が大きく揺れた。
ドォォォン!!
爆発音。
六人は咄嗟に身構える。
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何が起きたのか分からない。
だが一つだけ確かなことがあった。
黒薔薇は、ただ奪えば手に入るものではない。
そして。
本当の戦いは今始まったばかりだった。
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第3話へ続く。