初恋相手

さくらくん。side

ある日の昼休みのこと。

おれがお昼ご飯を食べようと席を立つと、女の子に声をかけられた。

急な質問…

好きなタイプを聞かれてもおれは分かんないけどな…

その子は意味深に微笑んだ。

いや…急すぎない…？

よく話すわけでもないのに…

そういう事じゃないんだけどな…

咄嗟に吐いた嘘。

嘘だとバレるのも時間の問題だと思うけど。

当然答えられるわけもない。

どうしよう…と考えてるその時だった。

教室のドアの前には一人の先輩。

その顔に少しだけ見覚えがある。

確か前の…

何を言ってるのかさっぱりわからない。

おれは放心状態。

よく分かんないけど助けてくれてる、？

おれは理解できないまま返事をした。

すると先輩は鼻で笑った。

着いた場所は使われていない教室。

カーテンは閉まっていて薄暗い。

おれはお弁当箱を取り出す。

…あ、

そこで気付いた。

いつも忘れないのに今日に限って…

昼から保体あるし、食べないわけにいかない…

なんでだろう…先輩が神様に見える…。

先輩は鞄から割り箸を取り出しておれにくれた。

前まで苦手だったのも嘘みたい。

そういうとこってどういうとこ、？

気付いたら先輩はもうご飯を食べ始めていた。

続けておれも食べ始める。

助けてくれたのと割り箸のお礼。

でもこれだけじゃ返せてない気が…

おれは箸で卵焼きを掴んで先輩の前に持っていく。

でもなかなか先輩は食べようとしなかった。

先輩はおれの箸から食べてくれた。

自分でも口元が緩むのが分かる。

すると先輩も自分の卵焼きをおれの前に持ってきてくれた。

おれはそのまま食べた。

正直な感想、冗談抜きで…

めっちゃ美味しい…

先輩イケメン…✨

おれはご飯を食べ進めて行った。

数分後、ご飯を食べ終わった。

頭の中で解釈しようとするけどできない。

なんか分かんないけど、やばい気がする…

先輩は微笑んだ。

少し怖い。

続きはご想像にお任せしますね！（他力本願）

一応まだ続く予定ではあります！

そしてコメントとか本当に嬉しいです！！

返信できなくてごめんなさい()

いつか親にアプリを入れて貰えるように努力します…

昨日お願いして断られたばっかりなんですけどね((

とりあえずスクロールお疲れ様です！