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注意書き用
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街なかに突然現れた邪魔者を一通り片付け終えた2人。お互いの生存と現状を確認するため合流した。
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別に顔に泥がつくぐらいいつものことだが赤城は気になるようで、懸命に手の甲で頰を擦った。
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宇佐美の左手が赤城の頰に触れ、親指で優しく拭われる。 が、しかし触れた指先にはまだ電気が帯びていたらしく、パチリと音がなった。
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電気を喰らった瞬間、赤城の瞳が恐竜のように鋭いものになり、宇佐美は思わず吹き出してしまう。
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赤城は泥が目に入ると困るため、目を閉じ宇佐美に身を任せた。 とうに泥は落ちきっていたのだが宇佐美は赤城の頰から手を離さなかった。
ふと、赤城の唇になにかが当たった。指が触れただけかと思ったがそれにしては柔らかいものを押し付けるような感触だった。
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いっそはっきりとバレてしまえばいいのに、ととった行動は赤城の曖昧な態度に掻き消された。