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鼻子
そう言った鼻子が手を振り歩いて行ったのが ほんの数分前だ 青は1人またブツブツ文句を垂れていた
青
化学の先生
青
化学の先生
青
腕に重いダンボールを抱えた青の 直ぐ後ろに化学講師がいた事を 教えてくれる人は無く とんでも無い事を口走ってしまった それを聞いた化学講師は片眉を上げ苛立った様に新しい紙束をダンボールの上へと置いた
化学の先生
青
その場を心做しか軽い足取りで 去っていく化学講師の後ろ姿を見ながら 青は壮大にはぁぁ…とため息を吐いた
くっっそがぁあ!! あの教師めっ、絶対自分の仕事 僕に押付けただけじゃねぇか!! しかも地味に重いし?! つかこの紙束三階かよ!!嘘じゃん!!
青
青
バサッ…ドサドサッ…
青
青の文句を遮るかのように 持っていたダンボールの底が抜け 中身がドサドサと落ち、追いかけて来いと言わんばかりに階段を下りて行く
青
やべぇッ…!! 焦り過ぎて階段踏み外したッ… しぬしぬしぬッ
青
丸田
青
階段を踏み外し、来る筈の衝撃に目を瞑った だが、痛みは来ず、代わりに柔らかなモノに 包まれる、青は薄ら目を開けた
丸田
青
丸田
青
何だよ!僕がお礼言った瞬間 いきなりディスるじゃん!!え?! 何でだよ!!
ホッとしたのもつかの間 いきなりのチビ発言に青は丸田をキッと睨む
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
ちっこい子もやれよ、と丸田はダンボールの底を組み立てる その中に落ちたモノ達をもう一度綺麗に入れていくとヒョイっと軽々持ち 紙束を青に持つよう言った
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
まぁ、いいか、と思い 青はこれ三階なんだよねーと言い 後ろを着いてくる丸田と共に書類置き場へ向かった
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青はその場でしゃがみ込むと顔を足の間に入れて、髪をクシャッと両手で掴む その手は恥ずかしさからか 小刻みに震えていた
青
丸田
丸田は苦笑しながら、同じ様にしゃがみ 青の頭をポン、と軽くひとつ叩いた
青
丸田
頭にポンと軽い沈みを感じ 青は顔を少しあげた その眼には恥ずかしさから薄ら涙が浮かび 周りは真っ赤に紅潮していた 同じ男とは思えぬ可愛さに丸田は息を飲んだ
青
突然青の目の前が暗くなった 何かに包まれている、それが丸田の腕だと 気付くにはそう時間は掛からなかったが 突然の事に青はびっくりしていた
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
青
丸田
丸田自身どうしたらいいか分からず 咄嗟に青を腕の中に収めてしまった そして桃が何故 青の事でショックを受けていたのかも 何となく、理解出来た また 自分も桃の様になってしまう気がした
青
丸田
青
丸田
青
丸田は距離を離したかと思うと 項に手を添え グッと青の首筋へと顔を埋めた 途端、チュッ、と音と共に 擽ったさと柔らかい感触が青を襲った
丸田
青
何をされたか理解した青は急いで腕から逃れようとバダバタ暴れる だが、その手首を丸田はグッと掴むと 低く囁く
丸田
青
丸田
そう言うと掴んでいた手をパッと離し じゃ、また明日な!気を付けて帰れよ! とご機嫌に背中を向け部屋を出て行く
え、僕告られたの…? いや、いやいや! だって丸田くん男じゃん!! でも、なんか、ガチトーンみたいな感じだったじゃん…! しかも…ッ、
1人残された青は、ソッと まだ感触の残っている首筋へと手を伸ばした 思い出せばたちまち顔全体が熱帯びる 困惑のあまり、目をあちらこちらに 彷徨わせた
青
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