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5件
オススメ出てきて読んだらめちゃくちゃ好みでした🥲♥︎ ブクマ失礼します໒꒰՞ ܸ. .ܸ՞꒱ა⋆⑅˚₊
こんな素敵な作品をありがとうございます🥹🫶🏻️
相変わらず最高すぎます( ᵕ̩̩ ᵕ ) ♥
こくん
明日の動画の準備して
帰ってからお風呂入って
こくん
こくん
最近はありがたいことに たくさんの人から声をかけられて
色んなことに挑戦させてもらえる 機会が増えている
やりたいことは まだまだ尽きない
でも
こくん
大きな欠伸をして ふと思い出した
こくん
出来れば帰って動画を撮りたいが
眠気との激しい戦いになりそうだ
ブーッブーッ
突然机の上のスマホが音を立てた
こくん
思いがけないお誘いに 少しだけ気持ちが高ぶるが
僕は今それどころでは無い
まだやらなきゃいけないことが たんまりと残っている
こくん
そういえば最近やれてないゲーム結構あるなぁ
FPSとか久しぶりにやりてー
「ごめん、仕事あるからまた今度さそって」
やりたい気持ちは山々だが 流石に仕事をサボる気にはなれない
こくん
こくん
画面の見すぎなのか頭の使いすぎなのか
最近頭痛が激しい時がある
随分前にひいた風邪を 未だにこじらせているせいだろうか
そろそろレコーディングあるのに 喉を痛めているのが結構気がかりだった
こくん
風邪をひいていると 自覚してしまえば 余計に酷くなる気がして
なんとなく考えないようにしているが
さっきから悪寒がしている
急いでパソコンを閉じて 帰る支度を始めた
こくん
タクシーで家の近くまで来て コンビニで夜食を買った
ここ数日ちゃんとした食事を 取っていない
なんとなく思う節がある
こんなに食慾がわかないのは
こくん
こくん
こくん
歩くのもやっとなくらいの目眩
激しい頭痛
身体は熱いのに、寒くてたまらない
全身の筋肉痛
こくん
こくん
いったん近くの電柱に寄りかかり
ポケットからスマホを取り出し
電話番号を打つ
こくん
こくん
るくん
聞き慣れた声
一瞬で安堵する気持ちと同時に どんどん体に力が入らなくなっていく
るくん
るくん
るくん
こくん
るくん
こくん
るくん
るくん
るくん
るぅとくんの声が どんどん遠のいて
視界が真っ暗になっていった
こくん
こくん
やばい仕事あったのに
てかいま何時だ
スマホ何処だ
身体を起こそうとするが身体に力が入らない
こくん
ただ天上をぼーっと見つめた
ひとりぼっち。
急に寂しさが押し寄せた
苦しい、寂しい、息が上手くできない
このまま誰にも気付かれずに
僕、死んじゃうのかな
考えれば考えるほど
涙が溢れて止まらなくなった
こくん
こくん
なんでだろう
辛い時に決まって 名前を呼ぶのは
るぅとくんだった
るぅとくんに会いたい
最後になるなら ゲームしとけば良かったなぁ
てかまだやりたいこといっぱいあるし
普段恥ずかしくて言えてなかったこと いっぱいあるのに
ちゃんと言えばよかったな
頭に流れる今までの日々
青色に輝く大きな舞台とみんなの声援
いつも笑顔で名前を呼んでくれる両親
つまんないこと言っても 大袈裟なくらい笑ってくれる後輩に
だから言ったじゃないですかって 困りつつ優しく許してくれるスタッフさん
辛い時も楽しい時も 誰よりも味方でいてくれたメンバー
たまに、この道を選んでなかったらって 考えるけど
やっぱり「ころん」という道を選んで 良かったと心から思う
それくらいたくさんの人に 愛されていて
たくさん幸せにしてもらってきた
まだ何も返せてない
これからもっともっと みんなを笑顔にしたい
親孝行だってしたいし
後輩やスタッフさんに 美味しいもの沢山ご馳走してあげたいし
メンバーには
もっと
もっと
もっともっと
感謝を伝えなきゃいけないのに
こくん
こくん
みんなが大好きだって
愛してるって
みんながいたから 僕はここにいれてるんだって
ありがとうって
目を見て話したい
こくん
こくん
いつもならベッドに入って 眠りにつくのが 至福のひとときなのに
今は地獄でしかない
ガチャっ
こくん
こくん
玄関の扉がひらく音が聞こえ
足音がだんだん部屋に近づいてくる
コンコン
扉を2回ノックされた
こくん
るくん
あーもう。
安心して涙が枕に流れ落ちていく
るくん
るくん
こくん
るくん
るくん
優しく頭を撫でて微笑んだ
こくん
るくん
るくん
るぅとくんは袋の中から お薬とか冷えピタを取り出した
るくん
僕の前髪をかき分けて 冷えピタをはった
るくん
こくん
こくん
こくん
こんな高熱るぅとくんに移すわけにいかない
るくん
こくん
るくん
るくん
るぅとくんは立ち上がって背を向けた
なんか
今この人を手放したらダメな気がする
もう二度と帰ってこないんじゃないかって
急な不安が過って
胸騒ぎがした
るくん
気づけば僕はるぅとくの腕を なけなしの力で掴んでいた
こくん
自分でもわけがわからず すぐに手を引っ込めた
るくん
こくん
いつもならなんでもないで やり過ごすけど
今日くらい甘えてもいいかな
こくん
こくん
るぅとくんは一瞬驚いた顔をして
すぐにいつもの笑顔に戻った
るくん
部屋が暗いせいで るぅとくんの顔は見えないが
なんだかいつもより声が低くて
心臓がドキドキする
熱のせい、かな
気のせいかな
やっぱりいつものるぅとくんじゃない気がするのは
るくん
こくん
るぅとくんは自分の鞄から ペットボトルのお水を取り出した
そしてそのまま 自分の口に含んだ
あれ、僕にくれるんじゃなかったの?
そう思った瞬間
こくん
こくん
るぅとくんの口の中から 僕の口の中へ水が流れ落ちてくる
僕らは仲が良いから 関節キスなんて日常茶飯事だけど
口移しなんて初めてだ
え、もしかしてこれ夢?
熱で頭おかしくなったのかな
るくん
こくん
僕の首筋に流れ落ちていく 水をるぅとくんが舐めていく
こくん
力が入らないせいか 変な声が漏れる
るぅとくんは何も言わない
舐めてるっていうより キスに変わっていく
こくん
こくん
やっぱり熱のせいで 変な夢を見てるんだ
こんなの現実なわけない
るぅとくんが僕のこと 襲うなんて
そんな夢みたいなこと 起きるはずない
るくん
るくん
るくん
るくん
君はキスを続けたまま僕に問う
こくん
こくん
こくん
だんだん息が上がっていく
そのせいで上手く話せないけど
それすらも快楽だった
るくん
るくん
君は不安そうに僕を見つめた
夢のくせに妙にリアルだ
るぅとくんってこんな顔するんだ
なんかずるい
いつも余裕あって 僕が弄ばれてるのに
今のるぅとくんは 僕に縋り付くように甘えた目をしてる
こくん
こくん
こくん
こくん
こくん
るぅとくんはハッとした顔をして すかざず僕から離れて
僕に毛布をかけた
るくん
るくん
るくん
こくん
むしろ謝らないで
そのまま続けてほしかったよ
なんて言えないから
僕は代わりにそっと君の手を握る
こくん
こくん
誤魔化すように微笑む君は どこか儚い
僕が君に抱く想いと同じくらいに
るくん
るくん
こくん
こくん
こくん
こくん
るくん
僕は離れた君の体を 抱き寄せた
こくん
るくん
るくん
こくん
こくん
君の鼓動が僕の全身に伝わってくる
耳元で囁くと君は肩をビクつかせる
こくん
こくん
その言葉は自分に言い聞かせたものでもあった
もうやめよう
好きなものは好きと言おう
言えるうちにいくらでも言おう
周りのことは気にせず 好きなものは自分が1番認めてあげよう
るくん
るくん
るくん
こくん
こくん
やっと聞けた
君の「好き」
やっと言えた
僕の「好き」
こくん
るくん
僕らは見つめあって
キスを交わした
るぅとくんの舌が絡まって
顔を離すと銀色の糸を引く
優しく微笑む君の笑顔は
今まで見てきた中で 1番大人びていて
年下だということを忘れてしまう
こくん
るくん
るくん
こくん
こくん
るぅとくんの指に 僕の指を絡ませると
君はそっと握り返してくれた
るくん
るくん
るくん
こくん
るくん
そう言って僕の背中を とんとんしてきた
背中をとんとんされるのなんて いつぶりだろう
なんだか安心する
だんだん瞼が重くなってきて
僕は目を閉じた
こくん
目が覚めると部屋に1人だった
やっぱりあれは高熱が招いた 幻想だったのか
るぅとくんがキスしてきた感覚
まだ首筋に残ってる
柔らかくて優しくて温かかった
こくん
ふと、額に手を当てると おでこにサラッとした感覚があった
こくん
完全に体温で暖かくなった冷えピタが貼ってあった
こくん
よくよく考えれば 昨日の家に着くまでの記憶がない
でも誰かに名前を呼ばれて
体が宙に浮く気がしたのは なにかの記憶違いだろうか
るくん
こくん
こくん
るくん
こくん
るくん
るくん
るくん
こくん
るくん
るくん
こくん
るくん
るくん
こくん
るくん
君は楽しそうに手を叩いて笑っていた
ずっと隣でこの笑顔を守れたら どんなに幸せなんだろう
いつかは君も誰かのものになる日が くるのかな
そしたら僕は
ちゃんとおめでとうって 心から祝えるのかな
今の僕には
まだ
できないな
るくん
るくん
僕が傷ついてるのだと 勘違いして
君は申し訳なさそうに 咄嗟に謝ってきた
「違うよ」って言おうとしたけど
やめた
こくん
るくん
こくん
るくん
こくん
るくん
分かったと言いつつも 不思議そうに首を傾げるきみに
僕の方が笑ってしまいそうだった
こくん
大きく息を吐く
静寂なこの部屋に 気にしたことのなかった 秒針の音が鳴り響く
こくん
こくん
もし
この先の言葉を言ってしまったら
もう元には戻れない
るぅとくんと半同居した日々
夜中にコンビニに行ったり
たまに言い合いしながら 部屋の掃除を2人でしたり
狭いシングルベッドに 2人で寝たり
とびきりの笑顔で僕の名前を呼ぶ るぅとくんの姿が 走馬灯の様に脳内再生される
思い出せば勝手に口角が上がってしまうほどに
楽しくて愛おしい日々だった
でも
これからは
そんな日々が愛おしすぎて
涙をこぼす思い出に変わってしまうかもしれない
簡単に別れを告げられない僕は
きっと自分が思っているより 何倍も寂しがり屋で
何百倍も
るぅとくんを好きなんだ
どんな答えが返ってきても
たぶん泣いてしまう気がする
それでもそんな弱い僕を
君は受け止めてくれるだろうか
こんな僕でも 愛して欲しい
そう願うのはワガママだろうか
るくん
るくん
るくん
俯きながら君は謝る
髪がかかって君の表情は全く見えない
心臓が嫌にうるさい
鼓動が大きくて 上手くるぅとくんの声が聞こえない
るくん
るくん
時折頭に入ってくる 君の言葉は
どこか後ろめたさを纏っていて
胸が苦しくなる
聞きたくない
そう心が叫んでいる
こくん
いてもたってもいられなくて
君の言葉を遮るが
るくん
今まで聞いたことのない声で 話を続ける
強く聞こえるけど どこか弱さを隠してて
るくん
何より一生懸命に向き合ってることが 伝わってきた
るくん
るくん
るくん
るくん
声は震えていて
緊張がこちらまで伝わる
るくん
るくん
るくん
あ
もうだめだ
泣きそう
るくん
るくん
るくん
だんだん君の声も 涙声に変わっていく
るくん
るくん
るくん
るくん
るくん
まるで僕の話のようだ
意図的に避けてみたり 君から離れようとしたことがあった
結局、好きが募ってくばかりで 苦しんだだけだった
るぅとくんからもう嫌いだと 言われる夢を見たりもして
何度眠れない夜を過ごしたことか
るくん
るくん
るくん
るくん
るくん
るくん
るくん
君は頭を深々と下げる
君の目から零れた水滴が床に落ちていく
るくん
肩を震わせて 泣き続ける君に
何から伝えればいいだろうか
こくん
声をかけても君は変わらず頭を下げたままだった
きっと何かを伝えるよりも
こうした方が気持ちが届くかな
僕はベットから起き上がり 優しく抱きしめた
こくん
君の名前を呼んで
両手で柔らかく君の顔を包み込んで
そっと唇を重ねた
るくん
驚いた顔をして僕を見つめてくる君は なんとも愛おしい
こくん
るくん
こくん
こくん
もっと深いキスをする
今までしたことないくらい
甘くて深い
今にも崩れ落ちてしまいそうな
熱いキス
るくん
漏れだす息の間で 君が何度か名前を呼んだ
るくん
突然視界が変わって
僕は気づくと君に押し倒されていた
るくん
こくん
昨日の夜のるぅとくんと一緒だ
いつもと違う
メンバーとか友達じゃない
「男」のるぅとくん
こくん
るくん
ふわっと笑いながら 君は僕の服の下を撫でてくる
こくん
るくん
こくん
るくん
だんだん君の手が下の方に伸びていく
こくん
こくん
こくん
少し触られるだけで 限界を迎えそうになる
るくん
るくん
君は僕の耳元で囁く
こくん
こくん
るくん
るくん
るくん
るくん
嬉しそうに笑って意地悪なことしてくる君に
いてもたってもいられなくて 抵抗してみるが
簡単に僕の腕は君の片手に納まって 頭の上で固定されてしまう
るくん
こくん
気づけば君の表情は いつもどおりの可愛いるぅとくんに戻っていた
るくん
るくん
こくん
君と2人でベッドに横になる
なんか恥ずかしくて 目を見れない
るくん
こくん
頭も上手く働かなくて たいした言葉が出てこない
るくん
近くで聴こえる息遣い
意外としっかりした体格に
大きくて綺麗な瞳
吸い寄せられるように 君から目が離せなくなっていた
るくん
るくん
るくん
こくん
こっから先のことは
どうなるかなんて分からないけど
それでも
君がいるなら
なりふり構わず
君にこの身を捧げるよ
だからちゃんと
愛していてね
うわーーーん
お久しぶりです
ぷ。と申します
最近なんだかんだあって
ちょっと冷め期です🍓
ですがとっても元気です!
みなさんも幸せでありますように
また暇な時書くかもです
かも、です!
かも!!!
最後まで読んで頂きありがとうございました〜
ここまで読んでくれた人へ
すき
だいすき