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コメント
12件
うぅ…めっちゃ感動した…・゚・(。>Д<。)・゚・
悲しい…(> <。) すご~く感動…!
付き合って2年になる彼女がいた。
彼女とは中学の同級生で
成人してから付き合い始めた
同窓会で2年ぶりの再開。
お互いにどんな性格なのか、趣味がなんなのかなと
知っていたので
💖
となったとき、
そう時間はかからなかった。
彼女の家と、俺の家は近かったが、
毎日会うわけではなかった。
連絡も気まぐれにするような感じで
頻繁というわけでもなかった。
だけど、俺は彼女のことが大好きで
💖
という思いがあった。
付き合って2年目の夏、
❤
❤
💖
❤
と彼女との恒例の話が始まった。
結婚も現実味を帯び、
💖
と決めていた俺だった
💖
💖
と悩みに悩みプロポーズする日ギリギリまで
毎日のように紙に書いてはこうじゃない、こうでもない。と考えていた
プロポーズの言葉が決まり、あとは
"メッセージ花火" にのせて伝えるだけ
💖
なんて想像をしながら
プロポーズの日を待った。
プロポーズ前日の朝。
彼女から
❤
とメールが入っていた
💖
俺は想像を膨らませ、仕事に出掛けた
仕事が終わり、帰宅しようと携帯の電源を入れた
すると、1本の電話が鳴った。
彼女の家族からだった。
❤母
💖
と
なんで病院?と若干パニックな俺は
急いで向かった
病院の入口で彼女の家族が待っていた。
💖
と聞く俺に、彼女の家族が
❤母
❤母
❤母
❤母
💖
俺の頭は真っ白になった。
急いでICUに向かうと
❤
スヤスヤと眠っている彼女。
その姿を見て
💖
💖
と、俺は思った
朝になっても目を覚まさない彼女
峠を超えたと思ったが、
プロポーズの当日の夜になっても目を覚まさない。
花火の時間になり、会場近くだった病院の周りは人で埋め尽くされていた
病院の窓から見える花火。
今頃俺は、彼女とこの花火を一緒に見ているよな。
彼女は新しい浴衣を着て
俺の横で
❤
と満面の笑顔で言っているよな。
なんて考えながら花火を見ていた。
会場からアナウンサーの声が聞こえた
「💖さんから❤さんへ。 至らない俺だけど、これからの人生 俺の横でずっとその素敵な笑顔見せてくれませんか?」
というプロポーズの言葉と共に
彼女への花火が打ち上がった。
花火終了の時刻。
とうとう意識も戻らず、
家族、友人に見守られ彼女は息を引き取った
あれから2年
今年も花火の季節がやってくる。
あの時どんな風に返事をしてくれたのか。
今となってはもう分からない
END