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⚠︎これはフィクションです。 真剣に捉えて苦しんでしまうような人は、ご覧をお避けするのを おすすめします。 完全オリジナルストーリーです。
私は昔から何にも出来なかった
長時間勉強をしても、塾に通っても、みんなにはついていけない。
運動も全然出来なくて。
それ関係でいじめられることもあった。
だけど諦めずに頑張ってみた。
中には「頑張っているね」と言ってくれる人がいて。
そこからだろうな。
私が努力をするようになったのは。
友達は
「大丈夫だよ」って言ってくれた。
「努力をすれば報われるよ」って言ってくれた。
その言葉を胸に、努力をした。
みんなが「頑張っていてすごい、憧れるな」って言ってくれて、 上手にならなくても別にいいんじゃないかなって思った。
…そう思っていた。
私がどれくらい努力をしたと思ってる!?
「まだまだこれからだよ。」
私は「今」上手になりたいんだよッ!!
「私もそんな時があったな。だけど諦めなかったから上手になったんだよ。」
お前なんかに私の気持ちを知られてたまるか…。
「諦めたっていいんだよ。」
諦めたい。私だって諦めたいよ。
だけど諦めたら今までの時間が、思いが、
全部無駄になっちゃうよ。
羨ましいな。
あの子は勉強ができる。あの子は絵が描ける。あの子は_
…
私は?私には何ができる?
私はみんなとは違う。昔から何も変わってない。
最初から無理だったんだ。
努力をしても報われはしない。
私にも才能があったら。
どれほど良かったんだろう。
どれほど、
楽だったんだろう。