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午前の部終了

柚子

大丈夫かー?

もう…無理…

私は疲れにより階段で天を仰いでいた

疲れた……疲れたよ柚子…

柚子

はははっ!でも楽しかったじゃん!

…うん…そうだけど…

着替えようよ…落ち着かない…

柚子

そう?私は気に入ってるんだけど

マジ…

バタバタバタバタ

…?なんか騒がしい…

柚子

Gでも出たんじゃね?

愛衣

雨宮涼!!

!?は…はい…

愛衣

…あの…その…

愛衣

た…助けて

…え?

他校の男子生徒

べーつにいいじゃん!

他校の男子生徒

そーそー

他校の男子生徒

俺達はただデートに誘っただけだって!

迷惑しているのが分からないのかしら

貴方達にこの学園に滞在する権利は無いわ

出て行きなさい

他校の男子生徒

…はぁ?

他校の男子生徒

何を偉そうに

他校の男子生徒

あ、生徒会の腕章じゃん!

他校の男子生徒

会長様ってやつ?

他校の男子生徒

ははは!

何が面白いの

早く出ていきなさい

他校の男子生徒

…じゃあさ〜

他校の男子生徒

会長さんが俺らと遊んでよ?

なっ…

忘れようとしていた感覚 自分を不快な目で見るあの感覚

……っ…

他校の男子生徒

ほら…

ゆっくりと手が伸びてきて後ずさりをすると背中に何かがぶつかった

俺の彼女に手出すんじゃねぇよ

……涼…

…目、閉じておきな

……うん…

いつも涼が私を守ってくれていたのは私が、男の人を少し怖いと感じているから

幼い頃から付きまとわれることが多いから、身体が勝手に震えてしまう

だから、涼を背中に感じると 安心する

玲、もう大丈夫だよ

……あの人達は…

丁重におかえり頂いたよ

……本当に…?

おう、喧嘩してないぞ?

ずっと玲の後ろにいたでしょ?

……ええ…

…お礼を言うわ…

離れようとすると膝の力が抜けそうになった

おおっ…と

涼は私の腰を掴み、周りには分からないように支えてくれた

ちょっと休憩しようか

……ええ

空き教室まで玲を連れてきた

大丈夫か〜?

たく…1人で解決しようとするんじゃないよ

………

(まだ震えてる……)

…やっぱり指1本だけじゃダメか…

……涼

ん?

……ごめんなさい

………

……私は玲の事が大好きだから

………

だから玲が困ってたら力になりたいし

お節介もやきたくなるよ

……涼

……

何故か分からない でも、言いたくなってしまった 伝えたくなってしまった この気持ちを

好きだよ、玲

……!

…さて、と…

午後からは私暇だしー?

時間あったら回ろーね!

……

後で電話よろしく〜

戻るんじゃなくて進みたい

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