美波
続きー
美波
ん...
美波
今何時だろ...
シッマ
22時やで
美波
!
美波
びっくりしたぁ...
シッマ
あ、すまん
美波
いや、ありがと
シッマ
熱どうや?
美波
今は少し楽だよ
シッマ
そういえば梓って前世の親友やろ?
美波
あ、そうそう
美波
じゃあ、私が梓に出会った時のこと
美波
教えてあげる
※32話でも少し話した内容
梓(幼少期)
.....
美波(幼少期)
ねぇ、君一人なの?
梓(幼少期)
え、うん
美波(幼少期)
お名前なに?
梓(幼少期)
私は梓
美波(幼少期)
私は美波!
美波(幼少期)
よろしく
梓(幼少期)
よろしく
梓(幼少期)
あの、
梓(幼少期)
私気持ち悪くないの?
美波(幼少期)
え?なんで?
梓(幼少期)
学校で髪の毛の色が気持ち悪いって
梓(幼少期)
言われたから
梓(幼少期)
美波こそなんでここに?
美波(幼少期)
それが色々あって
梓(幼少期)
....虐待?
美波(幼少期)
え?
梓(幼少期)
いや、そのボロボロな格好
梓(幼少期)
殴り後、大きい痣になっちゃってるし
梓(幼少期)
そして、骨が見えるような腹
梓(幼少期)
それだったら虐待か金がないかだけだろ
美波(幼少期)
すごいね...
美波(幼少期)
梓何歳?
梓(幼少期)
今年で10歳だけど...
美波(幼少期)
おぉ!同じ!
美波(幼少期)
まぁ、虐待はせーかいー
梓(幼少期)
あ、時間だ...
梓(幼少期)
じゃあ、私はこれで
美波(幼少期)
まって!
美波(幼少期)
これあげる!
梓(幼少期)
これはお守り...
美波(幼少期)
そう!
美波(幼少期)
それあげる!
梓(幼少期)
.....ありがと
美波
いやー!ついに中学ー
梓
!美波...
美波
はい?
梓
これ
美波
それは!お守り...
美波
まさか梓!?
美波
え、待って男だと思ってたんだが
梓
女だよ
梓
後容姿を変えてみたんだ
美波
いや、髪染めるとかアウト!
美波
どこぞのお坊ちゃん(?)じゃなきゃ
梓
学校には許可とったから
美波
あ、ホントのお金持ちなのかな?
梓
いや、全くそんなことないよー
美波
絶対そうじゃん
梓
まぁこれからよろしく...
美波
って感じだったかなぁ...
シッマ
不思議な出会い方やなぁ...
美波
だよねー
美波
未だに分からないこともあるしね
シッマ
そうなんや...
シッマ
あいつも大変なんやな...
美波
まぁ、梓の男装は
美波
昔の自分も認めるためとか言ってたな
美波
まぁ、親は親でやばい人らしい
シッマ
そうなんや...
美波
ほんと男装似合ってるよねー
美波
まぁ、梓この世界好きだったから
美波
たまーにイベント教えてくれるのよ
シッマ
例えば体育祭とかやろ?
美波
そうなのかな?
梓
みーなみ!
梓
これ持ってきたー
美波
え、ありがと
美波
これは?
梓
昔美波から貰ったお守りの代わりに...
美波
ありがとー!
シッマ
友情ってええな。
ロボロ
お前心ないやろ...
シッマ
お前にだけは言われたくないわ
シッマ
てかロボロ、お前いつから居たん?
ロボロ
今来たとこやけど