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しのぶとアオイが去った
咲夜
…あの、カナエ姉さん
胡蝶カナエ
ん？どうしたの？
咲夜
…気になってたことがあって
咲夜
私は雪山の奥で倒れたはず…
なのに姉さんは私を助けられた…
なのに姉さんは私を助けられた…
咲夜
…普通の人ならあんな所には行かないはず
咲夜
どうして姉さんはあそこにいたの…？
胡蝶カナエ
(言っても、いいのかしら…)
胡蝶カナエ
(鬼殺隊のこと…)
咲夜
…私はカナエ姉さんもしのぶ姉さんもアオイさんも…！
咲夜
全員家族だと思ってるの…
胡蝶カナエ
！
咲夜
だから、姉さんにも頼ってほしい…
胡蝶カナエ
…分かったわ
胡蝶カナエ
そんなに私たちを信じてくれてるならその思いに応えないと失礼だもんね
胡蝶カナエ
あの時私があそこにいたのは鬼殺隊というものに所属しているから
咲夜
鬼殺、隊？
咲夜
(どこかで…聞いたことがある)
でも、思い出せない…
胡蝶カナエ
この家では私としのぶだけね
胡蝶カナエ
あの日は任務だったの
念の為周りを確認してて
念の為周りを確認してて
胡蝶カナエ
その時に咲夜を見つけたのよ
咲夜
そうだったんだ…
カナエの鎹鴉
カァー！カァー！
咲夜
ﾋﾞｸｯ
胡蝶カナエ
大丈夫よ、この子は私の鎹鴉
私に任務を伝えてくれるだけだから
私に任務を伝えてくれるだけだから
カナエの鎹鴉
ヨロシクネ！
咲夜
ｺｸｺｸ
胡蝶カナエ
それで、どうしたの？
カナエの鎹鴉
北東ニテ任務ヨ！
咲夜
(咄嗟に頷いたけど、)
咲夜
(鴉って喋れたっけ…？)
胡蝶カナエ
分かったわ、すぐ準備する
胡蝶カナエ
今から任務に行ってくるからしのぶが帰って来たら伝えておいてくれる？
咲夜
うん、分かった
胡蝶カナエ
ありがとう(*´ ˘ `*)
咲夜
あ、あの
胡蝶カナエ
？
咲夜
気を、つけてね( ´˘` )
胡蝶カナエ
…ﾊﾟｧｧｧ！
胡蝶カナエ
えぇ！頑張ってくるわ！
何かお土産も買ってくるわね！
何かお土産も買ってくるわね！
胡蝶カナエ
(初めて見せてくれた笑顔…)
胡蝶カナエ
(可愛すぎる!!)
行っちゃった…
咲夜
少し…
咲夜
寂しい…な
咲夜
(無事に…帰ってきますように)
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